浮世の風に吹かれる。

ダーリン母の3回目接種を終わらせ、人込みをかいくぐったせいか夜から咳が出て

これはひょっとしてコロナでは、、、と思ったものの、熱がないので良しとする。

ご近所のスーパーが新装開店とのことでよろよろ出ていくと、

いわゆる「やから」が売り出しの商品が売り切れで文句を言っているのに出くわして

「ないものはない」と突っぱねない店の人はえらいと思うが、

「なぜ、ない」となんでそこで粘れるのか、何を狙っているのか、

ごね得を許すな!と思いつつ、あまりにそのクレーマーがしつこいので、

近くでレジを待っていたおばはんの心と体がすっかり弱ってしまったのでした。

その「やから」は、私ぐらいの年齢の母親と娘、それもあって、弱るわぁ。

ご近所の人間ではなく、わざわざ目当てのものを遠方から買いに来たよう。

それでもそういう商品はご近所さん向けだしな。

ちなみに私はその商品が何かすら知らんかった。

気まずい思いでレジを済ませた後で、ひそひそ「〇〇って転売で高値がつく」と

私と同じく「見ていた!」だけの人が話していた。「やから」はマメやね。

浮世の風は普段逼塞しているおばはんには冷たいのでした。おわり。