コロナ雑記。

コロナ感染者が増えに増えている現在、かつて結核が蔓延した敗戦後すぐ

どういう対応で感染が終息に向かったのか、気になる。

今も日本は結核汚染国で、欧米から訪日する時には結核ワクチン接種推奨と聞くので

欧米ではもう「ない」病か、

小デュマの「椿姫」は結核で死んでいくお話だったが。

あれは今にして思えば、父と息子で女を分け合うえげつないお話であった。

それはともかく、今でもごくまれに結核患者が出た!の話は聞き、

以前、30前後の男性が、子供時代からの偏食が一人暮らしでさらに磨きがかかり

あり得ないほどガリ痩せ状態で瀕死状態になったのを連絡が取れないと心配した兄弟が

上京して発見し、結核も患っているのがわかったと、

ワクチンうっているはずなのになるんだな、と思ったものだ。

半年ほど専門の療養所に預けられ生還したそう。

その時に「まだ日本にも結核療養所ってあるんだ!」と知って、

いずれ、「コロナ」もそのような話になるかと思うものの、

かつて「国民病」とまで言われたほどに蔓延した結核

現在は何とか抑えられているのでコロナもほどほどに気を付けつつ生活していきたい

と願うのであった。

結核が抑え込めたのはやはり米軍の力が大きかったのかな。

昔読んだ小説に、恋人のために米軍から抗生物質を手に入れようと奔走する話があり

抗生物質は米軍経由でしか手に入らない時期もあったのかと驚いた。

日本統治時期に米軍は有無を言わさぬ力であらゆることをやったようで

それを従順に受け入れた日本は、もう戦争に飽きはてていたんだろう。

アジアの統治政策で日本があまりにうまく行き過ぎたので、

アフガニスタンでも同じことができると思い込んだのか、などと思ったり。

結核に話を戻して、最近はツベルクリン反応などせずに接種ができるようになったので

良かったな、と、上の娘は肌の反応が敏感でなかなかうってもらえなくて困った。

我が家はワクチンに抵抗がない「ラララ、科学の子」なので

ネットでたまに見かける「ワクチンをうって15分で死んだ!」なんてデマを見ると

何のためにこんなことをやっているのか、不思議で仕方がない。

今朝は自称・葬儀屋のデマツィートを見かけて、

やってる人にどんなメリットがあるのか、まことに不可思議。

コロナで亡くなった場合、葬儀屋は指定の業者じゃないといけないんじゃなかったか、

昨年、父が亡くなった時、葬儀社からそんな話を聞いた。

 欧米人が山ほどうってなんともなさそうなんで日本もうちはじめたのは

まことに国として慎重でよろしいと考えるおばはんであった。

結核を抑え込むのに何年くらいかかったのかな、調べてみる予定。おわり。