熊本大学の研究員女性が殺された事件。
長崎から赴任したばかりで台風のときの勝手がわからなかったのか、
マンションの元清掃員の67歳の男に殺されていたようだ。
35歳の女性を親の年齢でもおかしくない67歳の男が殺すとは、
この男には余罪はないのか、そもそも犯罪歴があったんじゃないか、
台風の時に側溝にご遺体を捨てるような残忍さに
とてもまともとは思えない感覚がうかがえる。あまりにもむごい。
むごいと言えば孫を祖父が殺す事件も信じられない。
何故、両親がいながら祖父と暮らし始めたのか、何か家族に問題があったのか、
情報には祖父の面倒を見させるためのようなものがあったが
それが本当なら高校生に介護をさせる親の見識を私はかなり疑う。
もっと他の事情もありそうな。
この祖父はアルコール依存とボケがあったのか。それにしてもやはりむごい。
アルコール依存と言えば、二人の娘たちを車の中で蒸し殺す事件も
逮捕された母親はしょっちゅう子供を車において一晩中飲み歩くのを
繰り返していたようで26歳で再々一晩中飲むとはどう考えてもアルコール依存。
田舎ではアルコール依存の認識が低いので、
この際、アルコール依存がいかに恐い病気であるか、
マスコミでキャンペーンをしてもらえないものか。
私はこの10年以上を実父のアルコール依存に振り回されてきたので
現在の父は危篤状態に近くなっているが、
私は病院に行くたび錯乱した父の言動に混乱した日々を思い出す。
今も淡々と葬式の段取りを考えていたりして、なんと無惨な自分よ、と時々思う。
アルコール依存の恐さを家族は思い知らされるがいまだそれは一般的ではないようだ。
これほど家族に迷惑をかける病気はない。
そして同情を尽き果てさせる病気はない。
まだ若いのに一晩中飲み歩くのをやめられなかった妻を持った夫に
少し同情している。
夫は何をしていたのか、と私は思ってしまったので申し訳ないことをした。
アルコール依存に狂う人間の家族は本当に悲惨だ。
母親の心の病に娘が二人も犠牲になった。
恐ろしい事件が立て続けに起こる。これもコロナ禍かと思ったり。
辛い。