日常。

実家母の通院に付き合っていつもは診察が終わるまでずっといるのだけれど、
今日は急ぎの用があったので病院に母を送って、用を済ませたら待合室に行こうと思っていたら、
思いのほか用事に時間がかかって、いつもより早く診察が済んだ母が電話をかけてきたのであわてて病院に迎えにいった。
玄関で母が見知らぬ人と話をして私の知らない昔の知り合いか、と思っていたら、なんとまったく見ず知らずの怪しいオッサンで、
「年金はいくらもらっている、なんに使っている、いい話がある、特別に教える」だのと、
一人で病院に来ている年寄りを狙った悪者かー!とあきれた。私が一緒のときは、声をかけてこなかったよう。
確かに一人で病院通いをする年寄りは、身よりもなさそうで、好都合な「かも」だろう。
なんと「悪者」は目先が利くことか、病院の玄関で客引きとは、今度病院に言いつけてくれるわ!むきー!!
などと、まあ、目を離した(?)私が悪いんですけどね(ほんまに?)
弱った年寄りに金のことを聞いてくるろくでなしがいることに大変驚いた。
しかも、私は母の知り合いかと思って車から会釈なんてしちゃったよ、
後で母が「ぜんぜん知らん人」などと、私の丁寧な挨拶を返せ!あつかましいのにもほどがある。
しかし、声をかけた人も、母より少し下くらいの微妙な年齢の爺さん。
故に「現役」の悪者とは夢にも思わず、知り合いと思ってしまったが、こういうのは誰がやらせているのかね?
私の母のような80過ぎのばあ様に声をかけるのに、あまり若すぎたらいかにも「怪しい」となる、
本当に自然な感じに見える年齢の人間を使っている奴がいるんじゃないか、なんなんですかね?これ。
時々、図書館でも見かける、年寄りに声をかけているおっさんたちがいて、通り過ぎるときに話が聞こえると、
どうもなにやら「今なら無料で云々」と、私のように「年寄りの中では若輩者」には声をかけない。
あまり頭のよさそうな爺さんたちではないので、病院の玄関先で一人の年寄りを狙え、とか誰かが支持してるんじゃないか、
なんにしてもこういうのもいわゆる「マーケティング」の一部だよな、本当に悪人がいるものだ。
将来的に私もひとりで行動することが多くなるだろうから、気をつけねば。
また、母ちゃんも簡単に人と話すなよ、と思うが誰とでも話すのは年寄りの常、私もやっちまってるわ。
一方、連休中に下のお嬢が「勉強」に帰ってくる模様。
なんとここしばらく深夜1時過ぎまで勉強をして朝になれば研究室と、ハードな生活をして、
3食付の家ならばもっと勉強が出来る、と踏んだらしい。
理系学部で部活をしながらフル単でいるためには毎日11時まで勉強しなければいけなかったが、
大学院試験のためにはさらに2時間プラスして勉強という、しかも朝になれば普通に起きて研究室なので、
「激務ぅー!」なんてことばをまるでファッションアイテムのように披露する自称バリキャリ女子は
学生時代、どういう生活をしてきたのか、うちの娘はずっとそういう生活を3年以上しているので、
「それ、普通でしょ。」といいそうな、まあ、理系が就活で全勝するのは当然か、と思うのでした。
うちの娘さんは勉強し始めると寝食を忘れることがあり、勉強の途中で気を失ったら朝だった、みたいな生活をしているので、
家では私が見張って食事をさせ、眠らせようと思うのでした。ま、まだ帰ってこようと思いつくだけ、上出来よ、、(涙)
理系は大変ざんす、終わり。