メモ。

先日読んだ藤本由香里の「きわきわ」でセックスワーカーに関する記述を読んで、
「家政婦」を雇うことの関係と似ているな、と思った。
「身体」に関わることで他人を雇うのは「期待を買う」のが多めになるのだよな、
ハウスキーパーに関する雇った側の愚痴を聞いていると値段に対して求めることが多すぎ、と思ったことがあって
雇った側はつまりは「自分」あるいは「実家の母」を「買った」ような感触、
「なんでもしてくれる、に違いない」というのは、セックスを買った男にも多々あるようだなあ、
「何を買ったか」が買った側があまり明確ではないような、
「その値段で、あなたはそこまでするの?」と言いたくなるような要求をする人もいるのだよなあ。
個人の領域に関する労働を買うのは難しい。
とはいうものの「きわきわ」のセックス関連記述には上手に矛盾を避けている部分があるので、全面肯定できないのだよなあ。
ま、なんにしても人を安く使おうと思ったら、「道徳」で縛るに限る、というのはよくわかる。
怖いわぁ、「道徳教育」、使う側にとったら、これほど便利なものはないけどね。
夏が近いので(?)しばらくお休み。暑いわぁ。