ネット雑記。

昨日、ネットで支持者の多い「やまもといちろう」くんのエントリを読んで、私がなぜ彼が嫌いなのかよくわかった。
ただのボンボンがいきがってる感じが正直「痛い」んだよね、
親に妙に反発してきたようだが、親が敷いてくれた中高大と「慶応」のレールを自分から外れることもなかったくせにね。
私のように貧困県であるがゆえに超保守的な地方都市の地元最底辺中学で育ったような人間から見れば
「はっあーーーーーーーーん?」なんだよ、「悪い」のレベルが低すぎる。
私などは親にカラダを売られているような同級生がいる中学校で育ったしね、
で、その母校に通った娘たちは統合失調症の親がネグレクトして食事を与えないものだからご近所のコンビニでおにぎりをその場で貪り食って補導される子供が同級生。
この手の話はだいぶん前に別の地方でもニュースになってたからありふれたことなのかもしれないとは思ったけど、
そういう環境に育つと、留学経験があって奥さまは医師、なんておぼっちゃまくんが柄の悪さを気取る言葉遣いをしても
ただ反感が募るだけ、お前、親に金かけて育ててもらってその程度かよ、ってなかんじ、
どんだけ親に反発していても、結局、全ては親に金で買ってもらったのにね、
「東大落ちて、泣く泣く慶応」の葛藤すらないようなおぼっちゃまのくせに、何を偉そうに言ってくれるやら。
こんなボンボンは学生時代、学費を自分で稼いだらしい橋下徹批判なんて普通の感覚ならできないはずだけどね。
超ボンボンの王道を真面目に歩む鳩山由紀夫の方を私は支持したくなるわ。
でもネットでは彼が圧倒的な支持を得る、しかも金を扱う仕事をしてそこそこ稼げている、世間って結構甘い、と、
ある種の「世界」に親が押し込んでくれればそこそこになる、の「いい例」かもしれないな。
なんにせよ、ネットはやはりぬるいな、の印象をひたすら強くしたのでした。
体罰に絡めて自分自慢をしているくだらないエントリを読んで胸糞が悪くならなかった人が多いのにも驚いた。
私は子供にやってることは「アメリカアイフォン母」並だと思ったが、そういう指摘もないのが誠にネット的。
いやはや、本当にネットも世間も甘いねえ。