事件のその後・感想。

経済産業省の元官僚で慶応卒業者の同級生二人が起こした給付金詐欺事件の

その後を調べると年末判決が出て、主犯の桜井被告は実刑判決で次の日には控訴、

従犯でお金を得たわけではなかった新井被告は執行猶予付き、

彼が控訴したかはわからないものの、弁護士資格がどうなるかわからないので

桜井被告より社会的に失うものは大きい気がする。

ネット記事によると彼らが学生時代に「起業」したときのトラブルが原因で、

慶応中高時代のゴルフ部同級生だった二人が主従関係になったとかで

このトラブルの詳細を読むと桜井被告は相当悪辣な、手段を選ばない人間のよう。

トラブルの相手に根拠のない損害賠償金「3千万円」を支払わせようと

書類を偽造、第三者に偽証させることまで桜井被告が新井被告にやらせて

「ヤ〇ザか!」と当時すでに官僚として働き始めていた人間のすることではない。

結局、偽証を頼んだことを暴露されて和解金200万円を支払うことになっている。

桜井被告は今回の裁判中「拝金主義になってましたぁ、反省してまーす」などと、

いかにもの証言をしたが同情のかけらすらも私にはわいてこない。

ぜひとも数年檻の中で本物の反省をしてほしいものだ。

この件で、私が一番興味を抱いているのは、結婚したわけでもない交際相手から

月に150万円を受け取っていた若い女性のことでネットの最底辺記事を漁っても

この女性の情報がない。

相当コネクションのあるご家庭の出身か、

彼女もまた慶応出身者の可能性が高そうで泣ける。

しつけが行き届いていないご家庭の子供たちが通っている学校なのか、

万円札の顔が変わるはずだよ、、と情けなくなる。

金額の多寡にかかわらず、結婚しているわけではない相手からお金を受け取るのは

育ちの良い人間のすることではないので

学校は単なる金持ちに過ぎない連中にもう少し世間の常識を施してはどうか。

桜井被告の親は息子の交際相手をどう見ていたのか、

「これでフツー」と思っていたのなら、息子が事件を起こすはずだよ、

と思ったのでした。

経済事件としては下層民が企てる犯罪と変わりがないので、

内部進学者の出来に泥を塗るも同然、

学歴を買うことの意味のなさを見せつけられた事件だった。

何度も書くが、情けねぇ。おわり。