「師走」、、、

だんだん追い詰められた気分になる今日この頃。
よしながふみの「きのう何食べた?」と細川貂々&ツレの「専業主夫ツレのプチベジ・クッキング」を読んだ。
細川貂々はいわゆる「ツレ、うつ」の人で、その本は読んでないものの、ツレの人が専業主夫と聞いて、レシピにわくわく。
でも、ツレの人は「プチベジ」と書いてあるように「ベジタリアン」で
しかも、幼少期ヨーロッパで長くお過ごしのせいで少々味覚が日本人離れしてるっぽい。作ってみるかどうかは未定。
よしながふみも料理レシピはいまいちかなあ、「ふーん」って感じ、
「愛がなくても食っていけます」(だったか?)の方がおいしそうで、「なるほど」だった。
私はどうも、「腐女子趣味」が駄目だ。特によしながふみの書く男性が嘘っぽくてあかん、
と言うか、女性の描くゲイ男性って人間っぽく見えない。もちろん「マンガ」だし、しょうがないけど。
ゲイ男性だからって完璧に美しくて賢くて何でも出来て、なんてことはないでしょうに、
なんか「でも、ゲイ」、ってところでどこか「差別目線」してない?って思う。
何でも出来て、ノーマルで、の人もいるじゃん、「完璧な男性」だけど「ゲイ」だからね、というのは
「美人で頭もいいけど性格悪そー」みたいないやらしさとにているような、ま、「腐女子趣味」が嫌い、なだけなんですけど。
やっぱ駄目です、これだけは理解できません。(ダーリンは、私よりは理解できる、と威張る。)
よしながふみの今回のレシピはあまりにもありふれていて、
この「ありふれ」感が腐女子の「萌え」どころなのかもと思うけどそれは完全に妄想の世界だよな。
登場人物が弁護士でハンサムとかじゃなく「ふつー」のうらぶれたサラリーマンの方が私は共感を覚えたように思う。
(私が共感しても仕方がないか)
ダーリンは「大奥」を面白い、と言うが私はあれもいまいち、だって登場人物の顔が全部一緒に見えるんだもの。ちぇっ。
女性マンガ家の「ゲイ」は全然理解できないものの、わたしは「IKKO」さん達(?)がわりと好きだ。
あの人達は「おねえ」と呼ばれるそうで「ゲイ」の人とはジャンルは違うんだろうけど、なんか、いい。
性別さえ自分で選んで超えたような、それで人生、楽しくやってる感じが素敵。
最近、そういう「おねえ」を集めた番組をゴールデンタイムでやってるらしいんで「おねえ」が好きな人は多いんだな。
ダーリンはこっち系は全く駄目。
IKKOさんのレシピ本とかあったら借りてきてもいいな。IKKOさんは何となく清潔感がある。(気がする。)
本、と言えば「環」(だったか?)と言う雑誌が小田実さんの特集をしているようで、朝日新聞の広告にあった。
探して読んでみよう。
そうそう、細川貂々は、Z会の中学生講座でマンガを書いてる。
どこかで見たイラストの人だなーと思ったら、上の子が指摘してくれた。かわいい絵だ。
でもツレが「うつ」、なんて中学生が見ていいのかどうか、ちょっと悩む。なんで私は悩むのか、それも問題。