雑談。

森繁久弥が亡くなって、ネットに残るは「セクハラ親父ネタ」ばかりか。
黒柳徹子に、「はて、あんたとは一回くらいやりましたかいの?」「いえ、先生、一度も」の話はあながち「嘘」でもなかったのかも。
黒柳徹子と森繁の話がいやらしくないのは、黒柳徹子がはっきりと「嫌なものは嫌」と言える人だったからじゃないかな。
相手が森繁だろうがなんだろうが、自分の尻を勝手に触られるのは「イヤ」と、言えるのが「当たり前」だろうに。
この手の話で不快なのは、尻を触られてばしっとやり返すと、当の森繁ではなく、その「取り巻き」を自認する妙な輩がすぐ
「先生になんてことを!」「セクハラだなんて下卑た受け止め方をする女の方が無礼!」みたいな反応をするからで、
「「先生」に尻を触られて、ありがたいと思え!」の同調圧力(か?)は、かえって、その「先生」に失礼なのにね。
「権威」を傘にしたがる人間はどこにでも。全く、いやあね。
朝日新聞に先日、「新型インフルエンザに早めにかかった方がお得、なんてことはデマ」が小さなコラムにあって、
あーこういう、デマ話、今、子ども関係界隈で花盛りだわ、
私が聞いたのは、「早めにかかっておかないと、タミフルがなくなる」なんて話で、
人の不安を煽るようなこの手のデマって、どこから出てくるもんかな。
私の場合「タミフルがなければリレンザがあるわ」な考え方なんで、ついそういうと、むっとされたりする。
その手の話を真に受ける人とは真面目な人が多いので、接し方を考えましょうね、私。
不安はあるけど、タミフルがあっても、亡くなる方はやはりいるんだし、
とりあえず、感染しないように出来ることをやる、かかったら、感染を広げないように手だてをつくすくらいしか出来ないんだものね。
「かかった方がいい」は、かかって直ったときに思えばいい話だわ。
タミフルはなくなるか?」と身内の医療関係者に聞くと、「そんなことはないだろう」と、それを信じておこう。
イヤな話ほど広まるのは不思議だな。
同じコラムには5月に高校で流行した地域では、制服をクリーニングを出すとき、校名を確認され、イヤな対応をされたとか。
どこのクリーニング屋なんだか、なんだかクリーニングの基礎知識を疑いたくなるな、ちゃんと仕事が出来るんだろうかね。
週刊ポストの新聞広告で、整形男の「両親会見の「違和感」と「母親は駐禁クレーマー」」って、
「会見」は聞きたがる人がいなければ、開くことはないでしょうにな、「駐禁クレーマー」は、報道関係者の無断駐車を注意しただけかもね。
週刊ポスト」的に一番気に入らないのは、この母親が歯科医師であったという点だろうに。
「キャリア女なんかにまともに子育てが出来るか!」みたいな、くそバカ親父意見をはっきり書けばいいのに。
歯科医通いで週刊誌にはもう飽きた。治療が終わってよかったわ。