人生雑記。

娘たち二人共から「人生を殺している」とたしなめられるアテクシの悪癖の一つに

発言小町を読みふける」があり、

「結婚しても子供は欲しくないのに義父母ががたがたいう」のテンプレートネタから

助言がどのようなものが多いのか拾い読んで、ふと上の娘から聞いた話を思い出した。

現在の発言小町は女性側が「結婚したけれど子供は絶対欲しくない!」の

私が若かりし頃からよくある話だけれど、

上の娘から聞いたのは男性が「結婚したいけれど子供は絶対欲しくない」で

この婚活が意外にうまくいかないそう。

結婚したいけど子供は欲しくない女性はどこにでもいそうに思うが、

その手の女性は子供も欲しくないし仕事も続けたくない人が多く、

男性の好みの女性は全員「子供が欲しいから結婚したい」系でミスマッチ。

男性は娘の大学の同期で、そこそこの年収で容姿も人格も悪くないけれど

「子供をもたず一緒に働いて人生をエンジョイしたい」女性は

婚活市場に少ないのだとか。

彼曰く「結婚するなら子供は欲しい」女性のほうが自立しているし、魅力的、

「そもそも子どもを産まないのに何で仕事を辞めたがるかな」と

「そんなこと、私に聞かれてもね」と上の娘は困惑中。

彼がそんな娘とつかず離れず友人関係を継続しているのは、

娘ができれば子供を持たずに仕事を続けて人生エンジョイしたい相手候補の

一人であるような悪い予感がアテクシにはある。

人生のほとんどをいわゆる「フラグ」をたてた状態の異性に囲まれて過ごしている

下の娘曰く「男が立てるフラグは決してとるな」で

「女の子にはっきりした態度を示さずに「とって、とって」みたいなこと

やってるやつにろくなのがいない」そうで、どうやら現在のお婿様は

フラグなど立てずにまっすぐ娘のところにやってきた人だったよう。

なるほど!とアテクシも旗を取られるのを待っているような男の旗など

大した旗ではないのを人生経験から知っているので

若くしてその結論に至った男ばかりに囲まれる環境にいる娘の意見に感心した。

話を戻して「子供なんて欲しくない!」と言いがちな女性のほうが結婚出来たりする、

初めからその意向を示している男性が婚活市場では苦戦する、

この違いは、やはり「産む側の意識がそのうち変わるだろう」の期待値が

大いにかかわっていることだろうと考えられるのでした。

なんだかんだで「結婚しても子供は欲しくない!」宣言をしている男とは

「君が欲しいなら産んでもいいけど、俺に一切迷惑かけないで」を

婉曲に言いまわしているだけではないか、とおばはんは推察するのでした。

あからさまにその手のことが言えない「コンプラ」の問題ですかね。

発言小町の相談は私なら「文句は自分の息子だけに言え」で

小町の回答もおおむねそんな感じでした。おわり。