最近のマイダーリンはお気に入りの若い女優さんのドラマをアテクシに隠れて
こそこそ見る悪癖を覚えて、現在の最大お気に入り、小芝風花ちゃんの
NHK時代劇ドラマを楽しみにしている。アテクシに見とがめられると
「これは「細腕繁盛記」だから。昔のドラマ見たいと思って」とごまかしたりして
アテクシは爺さん役をやってる舘ひろしを見かけてちょっと気になったり。
ドラマは右向いて左を向いたらいつの間にか小芝風花ちゃんは大店の嫁になったり、
当時の通貨は「銀」なので何かの言い回しが「金」ではなく「銀」なのに驚いたり、
「銀座は「銀」座だったものな」などと夫婦で妙に納得している。
マイダーリンがしきりに「昔のドラマが見たい!」と年寄り臭いことを言って
アテクシに何か見たいものはないか、と聞いたので、そういえばほぼ「ない」な、と
自分の若かりし頃の80年代ドラマなどCSでやっているのをたまに見かけると
驚くほど映像の質が悪くて、なんとまあ、かつては想像力だけで物を見ていたことよ、
と感慨深い。それでも強いて何かと言われれば先日亡くなった山田太一の大河ドラマ
「獅子の時代」、これはこのネット日記にも書いたように10年以上前にCSで見て
感動した。自分の記憶で捏造されている部分も含めて。
アテクシがプレドニンの副作用で弱っていたころに見ていたのでまた記憶があいまいで
それでも子供時代そのままの感動があったのでかなりできの良いドラマではないか、
リメイクしてもおかしくない内容に思われるが現在主人公二人ともが鬼籍に入った今、
かの役を誰ができるか、菅原文太・加藤剛、二人とも骨太の役者であり、
特に菅原文太様の役など、現代の役者さんでは難しい気がする。
マイダーリンは「細腕繁盛記」と「岸辺のアルバム」が見たいそうで
「岸辺のアルバム」は何年か前、やはりCSでやっていたなと思い出したのでした。
「獅子の時代」はウィキを見ると角野卓三氏も出ていたようで、あら、長生き、
そして大竹しのぶが無茶苦茶若くてかわいかったのを10年以上前、
おばはんは改めて確認してそれ以上に大原麗子。ああ大原麗子、と
彼女も今誰が?と思って無駄に思いをはせている。
NHK大河は女性が主人公は最後まで見られたのが宮崎あおいちゃんの幕末モノのみ、
去年の大河は有村架純ちゃんの実力、再発見、で相変わらず松潤の魅力は
さっぱりわからないまま終わり、今も納得できないままなのでした。おわり。