少し前から騒ぎになっている「いただき女子」関係の裁判で
被告の女子大生が弁論で「会計士になります!」宣言をしたようで
思い出したのが、慶応卒みずほ経由経産省キャリアだった男が
コロナ補助金詐欺を行って逮捕、起訴されて裁判でやはり同じく
「会計士になります!」と、
これ、金銭がまつわる詐欺で捕まった若者の常套句なのか、
これで裁判官の心証が良くなるのか、
私は「今度は捕まらないように知恵をつけて頑張ります!」宣言にしか見えないが、
裁判官は「反省している!」とみなすのかね。
「今回は法的知識に欠けていたので逮捕されてしまいましたが、
これを機に会計の勉強を重ねて補助金詐欺が詐欺に見えないやり方を模索します!」と
全然反省してないやんけ、のツッコミは出ないものか、不思議な話だよな。
確かに罪を償えば公認会計士でも弁護士でもなれるものの、
例えば、以前名古屋大学の女子大生が宗教の勧誘女性を惨殺した事件以外に
同級生にタリウムを盛って失明までさせた事件も起こしたのが発覚したが
彼女が「出所したら薬剤師を目指します!」と言ったら
「今度はばれないように薬学の知識をつけます!」宣言に聞こえるし、
そもそも、そんな人間に薬に知識を与えてよいものか、
まあ、集団強姦をした医学部学生でも医学部に入りなおせば医者にはなれる世の中、
ちょっと法律は犯罪者に甘すぎないか、目指すのは勝手と言いたいところだが、
私はできるだけ、経済犯には会計だの法律だのの国家資格は取ってもらいたくないし、
集団強姦をするような男たちに医者になってほしくない。
今どきの若者とは思えないノリの嫌がらせに耐えきれなかった人間が多数なんだろう。
こんな人間に野球をやってもらいたくない、も社会の常識で
野球選手でさえそうなんだから、国家資格取得の権利はもう少し厳しくても
よいんじゃないか、なんにしても異様に金に執着する若者がいるのだな、
さほど恵まれていないわけではなさそうだというのに、驚かされる。
教育や教養ってなんだ、と思う今日この頃。終わり。