日常・メモ。

先日会った友達と知り合いのお子さんたちの話になり、

初めて「システムエンジニアは文系の職業」と知る。

大学入試から卒業に至るまでありとあらゆる迷走をした知り合いのお嬢さんが

結局東京に出て30前にしてようやく就職した、と、

それはめでたい話だね、と聞いていたのだけれど、

最初目指していた国家資格をとっくにやめていたのは知っていたが

その次に目指した食べていけるかどうか不可思議な職業のための専門学校通いも

どうなったかわからず、とりあえず、ついた職業が「システムエンジニア」と

「え、システムエンジニアって理系の子がなるんじゃないの!」と聞いてしまった

世間知らずのおばはんがここに一人。

友達は

システムエンジニアなんてまともな理系の人間がつく職業じゃない、

あれは就職先のない文系の子がなるもん。

きついからしょっちゅうやめてるから確かにいくらでも仕事はある」

「下のお嬢さんの友達でシステムエンジニアになった子、いる?」と聞かれ

大学受験で文転した子がシステムエンジニアになってたな、

それ以外でガチ工学部勢で聞いたことがない。

みんな「ソフト」ではなく「ハード」系に行ってる。

あっらー、しらんかったわー、などと、そもそもあまり興味もなかったな。

しかしこれで時々はてなで、なんでこんなもんがホットエントリに入る?

と思う「エクセルの覚え方!」だの「パワポの使い方!!」があるのか

納得したような。

うちのおじょうたち、大騒ぎしなくても普通にこの手のものは使っている、

仕事だの論文書きだので当たり前に使うから。

素敵キラキラ経歴をひけらかす就活業者が時々「パワポ、むずかしい!」だの

「エクセルの使い方、おぼえたぁ」なんて、何故わざわざ書いてるのか

不可思議だったが、世の中は、私が思うよりはるかにレベルが低いのか、

それともうちのお嬢とその周囲のレベルが高いのか、

なんにせよ、東京で就職してもう5年以上も働き続けているうちのお嬢は偉い、

と思ったのでした。知り合いのお嬢様の紆余曲折、転戦は覚えていたらまた後日。

お金があったらあったで色々迷走するんだな、と思ったのでした。おわり。