うわさばなし・メモ。

半年ほど前に「結婚前にお試し同棲をする!」宣言をお嬢さんがしたとため息をついていた知り合いから、無事入籍の報告が。
半年後には結婚式だそうで、よかったね、なんだかんだで「同棲」と言っても結婚準備のためのもので、
ずるずる何年も引っ張る同棲を私はまだ聞いたことがない。大体半年くらいで入籍して結婚にいたっている。
その後1年位でおめでたのお知らせがあったりして、無事に立ち行く結婚とは今も昔も形が変わらないようだ。
年をとって感じるのは、子供世代の結婚もそうだが、その離婚、再婚の話もちらほら聞くこと。
ちょっとボーっとしたお坊ちゃまが押し切られて結婚したものの、破綻、
ボーっとしているのでなかなか離婚に切り出せなかったものの、親が放置していると何とか自分で離婚にまでこぎつけて、
「それも大きな成長」と話をしてくれた奥様がしみじみ語って、それがもう何年も前のことだったけれど、
そのお坊ちゃまが再婚するとのことで、良かったね、なんだけれど、そこにいたる顛末がすごい。
お坊ちゃまの元妻が相当猛烈な人で、離婚のときもそのお坊ちゃまの経歴をぶち壊すようなことをやらかしたらしい。
何をやっても相手の心が戻らないと理解できたら、何が何でも相手を傷つけずにはおかない、の強い意志力の持ち主らしく、
離婚だけが瑕疵になるお坊ちゃまの経歴をずたずたにするような、それをやった上でようやく離婚、
その後も、少しでもお坊ちゃまが女性と関係を持ちそうだと噂を聞きつけたら、わざわざそのデート先に出没、
何度もいろんな機会をぶち壊してきたそうで、その執念は愛情なのかどうか、
驚くのが、そんなことをしながらも、ちゃっかり元妻は再婚したそうで、それであきらめてくれるかと思えば、
自分が再婚したあとでも同じことを繰り返したそうで、よくそんな熱意が相手にもてるもんだと感嘆。
しかし、もういい年でさすがに子供が欲しいお坊ちゃまは、知り合いにも友達にも内緒で付き合い始めた女性がいて、
再婚までこぎつけそうだったところに、どうやって知ったのか、また元妻が邪魔に入ったそう。
ところが今度のお相手の女性は、元妻に劣らぬ気の強さで、手早く弁護士を立てて元妻に申し入れをしたそう。
その女性は、お坊ちゃま、その元妻より遥かに若いんだけれど、大変頭も良いようで、損害賠償を請求するのも辞さないと、
それでやっと再婚できたとのことで、今はお子さんも生まれて幸せにやっているそう。
しみじみ、気の強い女性が好きな男性はいるんだなあ、と
自分が再婚しても元の夫の再婚の邪魔をする妻を追い払える女性とは、なかなかすごい。
でもそれくらいしっかりしているほうがボーっとしたお坊ちゃまには良いのかな、と思ったのでした。
「元妻はおとなしくしているの?」と聞くと噂ではまた「バツ」がついたそうで、そうだろうな、
そんなに元夫に執着しているようでは現・配偶者の立場がないわな、
元夫が二人になったから、今度は新しいほうに執着しているのかな、と思ったのでした。
幸せな結婚ってなんだかんだ言って、新しく家族を増やして忙しくしていることなのかもしれない。
子供は大事、でしめるのでした。終わり。