「お休みなので、つられてみました。」

先日、増田の「少数派理系女子」なるエントリを読んで、はてなは適当にネットで拾ってきた話をつなげて「なりすまし」をする人間がいるなあ、
これは「本物」をつり出すある種の「マーケティング」作業なのか、どこが間違ってるか、うっかり指摘しないほうがよさそうだ、
なんて考えてしまったわ。
「ザ・少数派理系女子」が子供にいるので、その周囲の子も含めて、こんな風に自分の大学の別学部の女子を見下すとは思えないのだよね、
あれはむしろ推薦入学私立文系女子が「理系女子はこう思っていそう」なんて想像で書いたものに思えた。
外資系バリキャリ」だの「丸の内コンサル」だの「元一ツ橋」だのと同じ人間が書いてそうに思える私は病気か。
国立大学は文系でもそこそこ数学の出来る女の子が多いので、(特に高偏差値大学は)「数学ができる」の意味がわかっている。
あんな聞き方をする子が多くいるとは私には思えない。
よほど偏差値の低い大学なのか、
「外国語学部」のある総合大学・工学部の女子が少ない学科となると、かなり限られて、増田の特定は簡単に思うが、どうかな。
国立か、私立かは書いてなかったか、相変わらずなんとも怪しい増田であることよ。
少数派理系女子の娘が「新歓」でよく経験したことは
「君、かわうぃーね(ふるい!)」的なチャラ先輩が「学部どこ?」と聞いてきたとき、「工学部」と答えたとたん、テンションが下がること。
言葉少なになる、「そういう先輩の学部は大体、経済か法学部」
それを子供のころからの友達にこぼすと「医学部女子はもっとそうだ」と、お互いを慰めあったとか。
「経済学部」や「法学部」のような下手にプライドを持った文系学部男子のほうが、理系女子にコンプレックスがあるかもしれない。
「この大学に入りたいけど、理系では無理だ!」となったとき、「経済」に転ぶ理系の子は結構いるのだよね。
理系女子として生きてきている娘の周囲には普通に国立大学医学部、薬学部、看護学部、理学部、農学部の友達がいる。
故に「理系女子」として「意識が高い」わけではない。「文系女子がぁー」とは言わない気がするな。
「数学や物理が出来ない」を「頭が弱い」とも思ってないからね。
「数学や物理が出来る」のは自分にとっての「当たり前」だから、むしろ「国語や英語が出来る!」のほうを「すごい!」と思っている。
うちの娘は「マツエクでごまかした目」をその「マツエク」の技術力の高さをもっと見たい、と思うタイプなので、あんな見下し方はしない。
あの「自称少数派理系女子」はいくらでも添削できるんだけど、この辺にしておくかな。すっかり「つられ」ちゃったわ。
ところで、先日某所で「マツエク・大きな黒目コンタクト」を間近で見て「これはないな」としみじみ思った。
近くで見るとその異様さに威圧される。信用を必要とする職についている人間がするもんじゃないな。
ネットにはいろんな不思議があるものよ、、、その不思議はいまだ解明されていないのが残念。