ネット雑記。

「出せば必ず儲かるから」とは言わない出版社の言い訳を読んだり、「これだから女は!」の化学者に同調する増田を読んだり。
別に「リケ女」は小保方さんばかりではないのだけれど。
そもそも数が少ない理系女子を排除する方向に持っていくのはどうなんだろう、「男の世界から出て行け!」ってか。「女の世界」は意外と男を受け入れるもんだけどね。
工学部女子を娘に持つと、こんなところでまだ「江戸時代?」みたいな女性差別がある現実をありありと知って、なんとバカが理系にいるものか、と
娘はもともと数学が女子にしては恐ろしく出来る子で、高校の担任からは「数学者を目指せ!」とさんざんハッパをかけられたものの、そちらに行かなかったのは、
「数学だけができることを「自分は天才!」と考えてはばからないバカが山ほどいる」からで、なるほど、私のように数学ができない人間がこの手のバカを温存するか、
と反省、でも工学部に進んでも、同じように根拠なく「自分はできる!」と信じている輩がいるようで、そういう人間より「女子」の出来がいいと気に入らないという、
なんだろうな、やはり「少数派」は生きにくいのだろうな、としみじみ。それでも泣かず、歯を食いしばり、頑張るのよ、たいていの女子は。
少数派はひとりでコツコツやっていくことに慣れているのよね、それが強みだわ。そしてそれについてきてくれる人も必ずいる。
それはともかく、私のこの日記の検索に「益田ミリ・嫌い」というのが異様に多くて、なんじゃ、こりゃ、と。
私は個人的に好かないが、そのどうでもいい意見をグーグルの検索トップに出すほどではないだろうに、ネットは相変わらず病んでいるよなあ、と、
ふと、かの告白記録は「爪楊枝少年」や「ドローン少年」と同じものである気がして、そして忘れ去られるのだろうが、彼はそれで納得するのかどうか、甚だ不安だ。
どんなに異常なことをしてもやはり人は簡単に「忘れる」ということがわからない、自分に「忘れる」能力がないのは気の毒なような、
かの出版者の言い訳を読んでいて思ったのはそれだけだったり。私もまた病んでいるか。