大学生の親としての「愚痴!」

先日、ネットで大学生の仕送り云々でアルバイトがどうのこうの、という「○○職さん、呼んでますよー」な増田を読んだり、
大学の同級生の結婚式に行ってうんぬんかんぬんのエントリを読んで思うのは、何故か大学の先生方の悠々自適ぶり、だったりする。
学生が身と時間を削りながらバイトしたり、あるいは将来を売り渡しながら奨学金をもらってやっているにもかかわらず、
教えてるのは十年一日、変わることなく、浮世離れした「学問」なんだよね、
そりゃー、経団連も文句言いたくなるわ、って、「研究者」にしたくて子供を大学に行かせてるわけではない私はぬけぬけと言わせてもらいますわ。
それ、例えば資格試験に何の役にも立たないですから、ってな、アホな講義やってる大学教授って今も結構いるのよね、
そういうのってバブルが終わった時に死に絶えておけばよかったのにね、と、うちの娘の通う大学なんか正直世間じゃ「超」がつく一流ですよ、
でも、聞いてると「そんなもん、まだ教えてる人いたんかー!」みたいな、驚くような講義があったりする、
そもそも「法学部」で「ダブルスクール当たり前」って、私は「どういうこっちゃ?」って思いますよ?
一流大学の法学部の講義を真面目に聞くだけじゃ国家試験には「受かりませんからー!」って、
あんたら、何、税金の無駄使いやってんのよ、「学問とはそういうものではない!」なんて抜けたこと言うのいい加減にやめてもらえないかな?
本当、「馬鹿なの?死ぬの?」と聞きたくなるような、前世紀の遺物に金を放り捨ててんですわ、この国は。
はてなで絶大な「人気」を誇る橋下徹は一浪して○稲田から、かの伊○塾にたった1年通っただけで司法試験に合格だそうで、
それを聞いた瞬間に、私は橋下を叩く気力がなくなりましたわ、
性格が悪くても、努力家で、ある意味「天才」であるのは間違いないもの。
「親戚のほとんどが大学関係者で、自分、○大一直線一貫校から、大学入ってそのまま研究職、大学で教えてます!」なんて奴が
なんであんな叩き上げの優秀な人間をクズ呼ばわりできるんですか?って感じ、
「優秀」って「研究者」になることじゃないってことが大学を出ない人にはわからない、
それくらい、大学の先生というの「聖域」に住む。
まあ、大学って言ったって、いろいろ、先生といっても立場もいろいろ、ってのは知ってますが。
大学の社会とのギャップって、多分、私が若い頃よりはるかにひどいんじゃないのかな、
大学が心を病む原因を作ってるんじゃないか、特に「一流」と呼ばれる大学が。
てなことを、皮膚で感じるな、わが娘が言ってる話ではないのだけれど。
そして親としては「呆れている」みたいなことを娘には話していないけれど。
文系大学は「法学」系であっても、基本が一般庶民である母親の目から見ると、
なんと優雅な、革命以前のおフランス王族みたいな「学問」を教えていらっしゃるのかしら、な、
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃないの」的な「お学問」様、どこに需要があるの?
てなことを思うのでした。
アホかいな?ってなことを、貧しくなりゆくこの国では次世代のエリート予備軍が通う大学で教えていたりするざんす。それが実態。
時々かの悪名高き「下放」を象牙の塔から出たことのないエリート先生におすすめしたくなる今日この頃。
その「下放」は、単に「あまり頭の良くない地方大学への出向」程度のことではないざんすよ。
ま、歴史的に見ても、そういうことはこの先もないでしょうが。
社会に役立つ人材を育てるって、ご自身の「業績を残す」とは全然別の分野であるのが見えない幸福な人たちを養うために
どれだけ死屍が累々と築かれるのか、空恐ろしい今日この頃。
といって、「大学大改革」がロクでもない結果しか産まないのも知っているむなしさよ。いやはや。