おばはんの帰還。

ディケンズの短編翻訳に「非商用の旅人」というものがあって、あちらこちらに行くたび、その言葉を思い出す。
「ビジネス」で動いてるのではないが「レジャー」でもない。
そういう動き方をしていると、不思議と意識だけが「トリップ」する、私の話が常にあさって方向に飛ぶのはそのせいか。
それはともかく「旅のお供」としてマイダーリンが持たせてくれた柳下毅一郎大先生の「皆殺し映画通信・冥府魔道編」を
電車内でめくっているとあからさまに隣席の男性が引いていたのにドヤ顔したおばはんは私です。帰ったざんす。
柳下先生の「冥府魔道編」の感想は後にゆっくり書くにして、ハテ、私はネットで何を書こうとしていたかね?とすっかり物忘れする今日この頃。
ネットではPCデポの「冥府魔道」ぶりが暴露されていやはや。そういえば、数年前、我が実家でもこの手のトラブルがあったわ。
幸か不幸か、私の兄弟たちはこの周辺のプロなのでものすごくあっさりと片付けていたが、もし私一人がやったとしたら、これ以上の苦難が待っていたことだろう。
いまさらながら、ぞっとする。幸福って知らずに恩恵を受けているものね、、、、(涙)
実家父はボケの上にアルコール依存で、コンピューター以前の点で散々迷惑をかけているので、そこまで払った金額はその「迷惑料」と思っているざんす。
高齢者の「やらかした」事例は洒落にならんのでなあ。
ネットで話題になるサイクルは私の実例から数年遅い。
はてなトップにはお子さんがブラックバイトにあった話もあったがそれも数年前に我が家が経験したことであるし、たぶん、もっと前からあるのよ、
親がなかなか言い出しづらい風潮もあってだな。親が何か言えばすぐ「毒親!」騒ぎになるしね。
ネットの「毒入り言説」の弊害が出てくるのだよね。何でもかんでも叩けばいいってもんでもないわ。
たぶん、このPCデポもこの破壊的な伝播振りで弊害が出たりするのだよね、とりあえず株価に影響が出ているようだけど。
それにしてもネットの有名人がこの手の話を取り上げて、つくブクマが3000か。
この数をどう読めばいいのか、話題の記事であるし、ネットの人間ならそこそこ名前を知っているライターの記事でもあるし、
それでも3000か、、と考える私は、ネットに頭が侵されているんでしょうかね。
書いているうちに、夏の読書案内をしているんだった、と思い出した私。秋になる前に終わらせねば。