ネット雑録。

「結婚」ネタに関する勝間さん叩きがすごいな。
元ネタになったものを読んだけど、まあ、そういう考えもあるわな、程度で流せばいいものを、ストライクゾーンに入った人が多いのかすごい騒ぎだ。
下世話なおばちゃん的雑談にそれほど反発しなくてもいいような。確かに、昔から「結婚」はある種の「ハードル」だしな。
私が早めに結婚した理由の一つに、仕事を続けていく上で「結婚」は「必要」だと思ったのがある。
若い女でも「結婚」しているとそれなりに意見は聞いてもらえる、と社会に出て1年もたたない間に気がついたよ、
同じ20代でも、結婚していると「一人前」扱い、社会ってそんなものなんだよね。
若い女」と言うだけでべたべたしてくる人間もいたんで、早めにそういう「ムシよけリング」を薬指にはめとかなきゃ、仕事、出来ないじゃん、
って、結局、結婚相手の転勤で、仕事は辞めたんだけど。結婚を決めたときには、地元を離れる予定はなかったんで、人生どう転ぶかわからん。
まあ、結婚することくらいで、社会に認知してもらえるんだったら、やってもいいじゃん、みたいな、
「結婚」なんて、その程度のものよ、猛反発してしまうのは「結婚」に期待をしすぎてるところがあるからかなあ、なんてね。
続けることが出来なくても、とりあえず一度はやってみたら?が離婚経験のある勝間さんの主旨じゃないかな。
少子化に絡めて書かれているから、別の反発もあるようだけど、
「子どもがいないから出来ること」もあれば「子どもがいるから出来ること」もあるのだし、
「子どもがいなくても出来る!」なら「子どもがいても出来る」だろうから、子供を作ってみたら?
と、勝間さんは雑に様々な人に語りかけている気がするな、とにかく、何かを言ってみる、注意をひいてみる、を目的にしているようだし。
私は相当、勝間さんよりの人間で、「子どもがいなくてもどんなことでもわかるし、できる!」とおっしゃる「優秀」な方々と違って、
子どもがいなければ気がつかなかったことも多いし、子どもがいなかったら、やっていなかったことも多い。
そもそもは、そういう「劣った」人間が子供を産んで増やすなんてことはしてはいけないのかもしれない、
じゃあ、子供をいなくても、何でも「わかって」いる方々が、何故、子供を産んで増やさないのか、
こんな社会に子供を産んで責任が持てない!と、素晴らしい方々はおっしゃるのかもしれないな、
社会への責任の取り方は、ひたすら、人類を縮小する方向に持って行くことか、と、
ああ、なんだかエコロでロハスでマクロビな臭いがする、地球に優しいことは人を減らすことか、
いやはや、ごめん、この世界を私の遺伝子を残すことで蝕んで、、、、って、あはは、そんなこと、ちっとも思っていない、
こんなことを言うのはなんだけど、子供は持ったものの勝ちだと思ってるし、子供を作る気もないのになんで結婚するの?とも思ってる。
今のこの社会制度の中で、「ムシよけ」と子供を持つ以外で「結婚」に何かメリットがあるかな?
「結婚はする、でも子供はつくりません」は、私には、なにを言ってるのかわからなかったりする、
子どもが欲しくないカップルは「事実婚」でいいと思うんだよな、どちらかが子どもを欲しくなったとき、あくまで今の制度内では可能性が広がるし。
私は「非嫡出子差別」も撤廃して欲しいと思う。
子供を産みたくない女性を配偶者に選んだ男性が、結婚はしたくなくても子どもが欲しい女性に協力してもらって、子供を作るようになるかも。
そうなれば「結婚」っていったい何だ?ってなことになるな、
そう、「結婚」にそれほど意味はない、拘束力もない、ただの社会的「タグ」なだけ。
そんな「タグ」なんていらない!と言う人は、勝間さんの書くものなんて読むのはやめた方がいいと思うよ、
それから「結婚はもっと神聖なものだ!」って考え方の人もね。
なんかね、なんでここまで反応するかね、非嫡出問題も、結婚制度問題も、勝間さんが解決するレベルのことではないでしょうにな。
そんなに勝間さんに期待するなよ、と、すごい騒ぎなんで、つい、私も反応してみました。
ところで、私は朝日新聞のコラム以外で、勝間さんの書くものを読んだことはありません、当然、本も読んでいません。
勝間さんに「騙される人」って、誰なんだろうね、その辺がよくわからんわ。