あの事件。

ちょっと前の話になるけど、小学生が屋上の天窓から落ちてなくなった事件、
あれを「親のしつけが悪い」とまで書いている人間がいて、ここまでひどいことが書けるのか、とぎょっとした。
設計が悪いに決まってるでしょ、小学生のことがわかってない、特に男の子は、無茶しますよ、なんでそこまで?と言うほど。
その天窓に上ることは「マーキング」の一種で、屋上で授業が行われれば教室に帰る前に男の子が先生の目を盗んで
天窓の上でおどけたりするのが小学生男子の「お約束」だった気がする、これは親のしつけなんかで止められるモンじゃない。
「子供」のことがわかってない人が「しつけ」だの「体罰」だの安易に言いたがる、
体罰」でいじめがなくなるんなら私の時代なんかいじめのない「桃源郷」だったはずだよ、実際は、今以上にいじめがあったし。
子供を知らない人間がやたら子供のことを語りたがる、「しつけ」なんて言いたがる、しつけてもらってそれか、と言いたくなる。
何でも「親が悪い」でかたずけらればそれでおしまい、「自己責任」は自分がそれをとれるようになってから言え!
小学生のことを知らない人間がその校舎を建てるなんてことがありうるんだなあ、とそこが気になった。
と言うか、うちの子供達の小学校にも色々「?」なところがあったんで、一体、設計士は何を考えて設計するのか、
やはり会社が「儲かる」ように設計するのかね、やれやれ。
小学校の校舎は2階まで、あるいは平屋にして欲しいけど大都会ではそうもいかないのかもな。
年に1度はベランダから落ちそうになる子供が必ずいた、ベランダに出てはいけません、になってるけど。
建て増した校舎と校舎のつなぎ目が低くなって、おまけに芝を貼った小山が目の前にある2階から飛び降りて
肝試しをする子がいて、次々男子が飛び降りて中には足をひねった子もいたっけ、うちは男の子じゃなくてよかった、、と思った事件だった。
小学生男子は何をしでかすか、全く「謎」だ、その存在を受け入れてから「設計」をしてもらいたい。
おかしな冒険は女の子でも案外やってたりして。うちの下の子ならやってそうだ、低学年頃はジャングルジムの女王だったしな。
彼女の膝にある山ほどの傷が何を語るか、、、(涙)