土方歳三の子孫?の話。

上方、雪景色。猛吹雪のさなか外出せねばならなくて涙。危なかった。
車は恐いね。でも無事御帰還。愛するダーリンも同じく。
さて以前からネットで「土方歳三の子孫と称するレーサーがいる」と見て初めて確認。大変イケメン、満足。
でもなんでこの人、こんな事言ってるんだろう。根拠はあるのか?と思うがまあハンサムなんで許せる。
しかもお父さんがわりに有名な人だ。何度かヴァイオリン関係で聞いた事のある人で雑誌やテレビなんかでも見た事がある。
もう有名人の息子なんだからこんな売名行為をしなくても十分だと思うんだがなあ、、
本当のことなんか?まあ、子供の一人や二人いてもおかしくないくらい遊んでたらしいし
近藤勇だって永倉新八の知らない母親をもつ、でもお顔が近藤そっくりの娘が永倉を
訪ねてきたことがあったらしいから種は色々まいておくべきだね。
ハンサムレーサー君は母方が土方君の子孫らしいので研究者、話を聞いて調べてこい!
結構意外な事が色々わかったりして。実は結婚していた!土方歳三!なんて、面白そ−!!
私の嫌いな、でも「新選組!」の協力者だった山村竜也がなにやら土方君はホモだったと根拠をあげずに
決めつけてるのでこういう、ご子孫説って言うのもきっちり取り上げてみるべきだね。
母方の御先祖が北海道出身とか或いは福島出身かとか或いは京都、大阪とか、日野市とか、
でも日野出身なら御親戚とおつきあいあるだろうし子供がいた事をきちんと書き残すと思うがどんなもんなんだろう。
可能性はあるんだろうと期待する。なんせイケメンだし。どうも私は「家」と言うものより「血」というものに興味がある。
歴史の世界で取り上げられるのは常に正妻が産んだ嫡子ばかりでそういう光ばっかりあたってる人間には何の興味もわかない。
いわゆる「日陰の身」である、隠し子とか、いなかった事にされた人たち、に興味がわく。
その人たちのその後、を知りたくなる。結構ちゃんとやってると思うんだな。
私の婆ちゃんがわりに有名な大きな家の嫡男の子供だったけどアル中だった父ちゃんに死なれたあと
母ちゃんの連れ子として別の家の子として育った。その後実の父親の家は没落して、今古文書の中にしか名は残っていない。
傍系は残ってるらしいが。偶然、職場でその家出身の末裔という人と知り合いになった。
こっちはばあちゃん世代の話しなんでへえ、と思ってただけでそれっきりだ。
「あの人は御先祖が○○家だって」という声を聞きながら婆ちゃんが話してた事が本当だったんやなあ、と思った。
若くして未亡人となったひい婆ちゃんに、赤ん坊だった婆ちゃんをおいて一生子供と関わりあいにならないか、
あるいは連れて帰ってこの家とは二度とかかわりをもたないか、その家の人たちは迫ったという。
まだ若いひい婆ちゃんは子供を手放す事ができなくて実家に婆ちゃんを連れて帰ったそうだ。
跡取りといえど、女だったからそういう事になったんだろう。男だったら絶対おいていけ、だったろうな。
土方歳三子孫説もそういうとこがあるんじゃないかな。忘れ去られた、血脈が静かに続くわけだ。
それもなかなか気楽でいいねえ。○○家出身!のお方は色々お相手が難しいらしく一人娘なのにいまだに独身。
また絶えるのね、一つの「家」の名前が。名前って大切かねえ。ちょっと気の毒だがねえ。
でも「家」の名をたいそう誇りにしてたので幸せなのかな。
土方君のご子孫もそんなふうにあっちこっちで幸せだといいなあ、
ただ、あんまり他人にそういう事を話すべきじゃないと思うけど。単なる電波の人になっちゃうからねえ。
でもイケメンレーサー、がんばれ!かっこいいぞ!御先祖(?!)以上に。