食べ物語。

世耕議員が送ってる高級クッキー店は村上開〇堂ってニュースだけが目に入って

なーるほど、こんなのが抑えてたらなかなか手に入りづらく、かつ人気にもなるわな、

ステイタスシンボル」だし。

そしてブコメで見かけた「ツッカベッカライ」クッキーが

そんなにも入手困難だなんて、知らんかった、

なんかしらいつの間にかその辺にあるクッキーな気が、、、

ほんまにそんなに買うの難しい?

もらうばっかりでなんとも思ったことがなかった己を恥じている。もっと喜ぶべきか。

実は「ミシェルバッハ」と言うところのクッキーもいつのまにやらあるクッキーで

特に何とも思ったことがなかったが、最近「入手困難品」と知って

「なんかよーわからん、やわらかめのクッキー」と思っていた己に喝!

ものを知らない人間に、よいものを送っても、そもそもなんもわからんので

全然意味がない見本のような自分を反省する。くれた人、ごめん。

しかも誰にもらったかも定かではないという、

上の娘が時々持ち帰る限定品も、そのあとでものすごく評判になって

なるほど、評判になる前に買ってくれているのか、と感心した。

娘曰く「世の中に情報が出た時にはすでに遅いのよ」とはどういう意味か、

思えば、素敵スィーツがいつの間にか集まる幸運な人生を歩んで

その割にその幸運を全然意識せず、最近のアテクシは、コンビニで売っている

「ジューシーハムサンド」を家で再現しようとしている。

これがなかなか難しくてな。

どれほど貧乏くさかろうが、私はどのコンビニでも売っているこのハムサンドが

大好きで、どこかに行ってちゃんと食事がとれないとき必ずこれを買う。

ちゃんとしたパン屋さんで売っているちゃんとしたサンドウィッチとは

全然別ものの、しかし癖になるお味の再現はなかなか難しい。

以前、下の娘がお友達にもらった「ハムカツ」を再現して、と頼んできて

わたくしは頑張ってやってみたけれど、娘曰く

「これはこれでおいしいけど、こんな上等な味じゃなくていい、

そもそも、中に入ってるハムが高級すぎるわ」とがっかりされ、

その後、「貧乏くさい味のハムカツ」なるものを「これか!」と思って

買って食べたとき、確かに全然違う、でもおいしい、癖になる味、で

それがわかった時は娘はもう家を出ていたので再現不能

同じことがコンビニハムサンドに言えて、どれほどあれこれやってみたところで

完璧に同じものは家ではできない、

日本のコンビニ製品開発者には「まじ・リスペクト」と思う日々。

こういう貧乏舌の人間は果たしてステイタスなクッキーを食べてよいのか、

かの記事のブコメを見て思いにふけるのでした。おわり。