すごい。

大分・中津市若い女性弁護士を勤務先トップの還暦を過ぎた弁護士による性搾取で

自殺に追い込んだ法律事務所の現所長が「幸せご飯ブログ」を再開して、感心する。

「私、全然、悪いと思っていません!」をこうも鮮やかに示されると

自殺する以外自由になる手立てはなかった亡くなった方をひたすら気の毒に思う。

私がこの件で一番うんざりしているのが、

この度の判決で明確にその所業をとがめられているというのに、

加害側は何が悪かったかをかけらほども理解していない、

理解する能力すらもない恐るべき鈍重さで

彼らに見えているのは自分たちが天に与えられていると信じている地方での絶対権力、

それをほんのわずかでも「傷つけた!」と加害者が被害者感情を抱き

亡くなった人間に激しい憎悪と執着心をむけている現実で、

彼らは自分たちよりはるかに優れた人間を死にまで追いやったことへの後悔など

まるで持ち合わせていないのには本当にぞっとする。

「死人に口なし」とばかりに、

30歳以上年の離れた弁護士に性搾取までされてきたのを「恋愛関係!」と言い募り、

本人の仕事の出来が悪かったの如く「自殺したのは仕事ができてなかったせい!」と、

自殺したくなるほど激しく攻め立てる弁護士事務所ってブラックやん、と私は思うが、

そのつっこみが出るのにはまったく無頓着なのには頭の悪さを感じて情けない。

ここまで自分たちに自信たっぷりなのは、

大分で絶対権力を昔から持っている家柄なのだろう。

「清源」の姓以外で強力なご一族が後ろについているのは、

戦時中に弁護士事務所を設立する程度に豊かな初代が存在したことを見ても明確で

その割に、初代すらも当時から由緒ある九大法学部卒ではなく中央大卒、

戦前に九州からわざわざ中央大学の法学部に行くって、金持ちだったんやね、

ひょっとして中津だから慶応の学祖、福沢諭吉係累にでもあたるのか、

慶応系列のガレソだの弁護士ドットコムだのがこの件にだんまりなのも理解できる。

事件後も元弁護士の娘である女性弁護士は大分メディアに多く出演していたことから

地元新聞に弁護士事務所の名前がほとんど出なかった忖度を見ると

大分、中津にある事務所とはいえ、立地的に福岡など九州全域に

影響力を持つだろうことが推測されて

30歳以上の爺さんから性搾取までされた被害者の方がここから逃げるには

「死」しかない、の判断が、あまりに最適解過ぎて泣けてくる。

この「幸せブログ」の素敵な女性弁護士と見境ない性欲親父、

そのご一族は今後被害者家族にどのような苛烈な仕返しを図ることか。

現在、訴えを起こしたご家族は、この事務所を有名にした

まだ敵国アメリカに負けた憎悪が世間で一般的であった頃に

米国かかわりの「冤罪」事件に手を出す以上の勇気をお持ちだろうと考える。

いまだ因習にとらわれると評判の九州から最高学府に進んだ女性の

輝かしい人生を、とっくに還暦を過ぎた爺の薄汚い性欲の犠牲にしてしまった、

こんな親子、集団がいまだ法律事務所を運営している大分の現実には

あきれはて、またブログを再開する程度に「私、なんとも思っていません!」と

「見せる」ことには熱心で、一般的にはどう「見られる」かが

全く分かっていない愚鈍さにはかえってあっぱれとでもいうべきか。

しかしかの「幸せブログ」はなぜここまで下手な写真を公開したがるのか、

写真だけではなく料理も食器選びにもセンスは皆無、

今回の「時短レシピはぁと」など、季節外れのほうれん草を使ったり

メニューも牛肉、卵、豚肉だのたんぱく質が多すぎる。

レシピ一つ見ても聡明さが決定的に欠けている人間性が見えるが

それがわからないおめでたさには大拍手。いつまでも続けてほしいトンデモブログだ。

この件は控訴の結果次第では上告まで行くだろうから、よく見ておこう。

控訴の際、被害者のご家族から「特にコメントはない」との談話には

どこまでも戦う覚悟があるのがわかって悲しい。

訴えずにはいられなかったご家族の無念、何よりも本人の無念、

これが少しでも晴れることがあるのを心から願わずにはいられない。

ここまで恐るべき所業をなす家族がいることをここに記録。おわり。