だらだら書く。

NHKアナウンサーの事件はとんでもない人間がずっと放置されてきたなれの果て、

という気がして被害者女性とストーカー男の妻子が気の毒。

奥歯にものの挟まったような記事から類推するに、

いい加減な女性関係が絶えない男であったような、

故に地方局を転々としていたのでは、と思うが、

ネットでは根拠なく被害者女性の特定が始まっていて気の毒でならない。

被害女性は不倫関係にあったのではなく、男が勝手に思い込みを募らせて

ストーカーをして、それを訴えられたあとも「ちがう、そんなんじゃない!」

「説明すればわかってくれる!」などといつまでも自分に都合の良い解釈をして

つきまとい続けたんじゃないか、こういう自意識が壊れた、

「自分はモテる!」と間違った自信を持ち続けている50前後の男は多い。

妻にはとっくの昔に愛想をつかされて、離婚しないのは子供の養育費のためだけ、

単身赴任は子供のためというよりはいつまでも女漁りがやめられない夫に

愛想が尽きているからじゃないのかな。

男にとっては都合の良い存在の妻子だった気がするのだよな、

妻の実家は有力者一族とか。妻と別れる気は毛頭ない。

でも女漁りはやる、そういうクズの感覚が年とともに壊れて自分が狙った相手は

絶対に「落とせる!」などと思い込み、それが出来なかった場合、

執拗に追いかけ続ける、そういう爺さんって結構いる。

情けない話だが、還暦前の男であるにもかかわらず、まだ二十歳そこそこの女の子に

「いける!」などと思っている爺さんはいて、しかも夜のお店の女の子ならともかく、

ちゃんとした家庭に育ったまともな女の子も「いける!」と根拠なく思い込んでいる。

当然、全然、いけてなくて、迷惑した女の子の親族が娘の名誉のために

徹底的に糾弾し、立場をなくし、家族からも愛想をつかされ居場所もなくす、

そんな事例はどこにでもある。

なんでまともに育った若い女の子が爺さんの相手をすると思うのか、

これも「ボケ」の一種ではないか、

「色ボケ」は自信過剰の40過ぎた男が患いやすい病であり、

夜の「お仕事」として相手をしてもらえるのと見境もつかなくなる。

これは若いころから不摂生を続けたつけと私は思うので、

一切、船岡というアナウンサーに同情はないのであった。

「遊びなれた男が~」なんてこじゃれたフレーズだが、

いつまでも女を漁り続けた男が血迷うというよりは勘違いを極限まで発揮し始める、

これが40代で始まる現実をもうちょっと世間は宣伝しておいた方が良いと思ったり。

「若いころは遊んで~」ってのは決して自称してよい経歴ではないことを

いい年になるとしみじみ知る、今日が誕生日のおばはんであった。おわり。