テレビドラマ雑記。

今期のドラマで意外にも面白いのがムロツヨシと永野芽衣ちゃんの

「親バカ青春白書」、

ムロツヨシはアクが強すぎて、何を見ても「ムロ!」って感じで

好きではないのだけれど、これははまり役。

ちょっと間違えたらとんでもない「毒親!」認定されても仕方がない

子煩悩すぎるシングルファーザーの娘愛をコミカルに描いている。

また大学でありがちな危険をも取り上げて

初回の「インカレサークル」の飲み会で経験の浅い女子新入生を

初めからおもちゃにしようとかかるろくでなし連中と

娘とそのお友達を守る気満々のお父さんとその子分(?)になった大学の同級生が

奮闘する、このどたばたがなんともあたたかい。

父親の過ぎるほどの熱量をふんわり柔らかく受け止める娘役の永野芽衣ちゃんも

またとても良い。強烈なムロの個性を抑える存在は貴重だ。

このコロナ時期の学生生活としては恵まれすぎだが面白いのでお勧め。

もう完結したがNHKドラマ「大江戸もののけ物語」は

何故こんなにも贅沢な作りなのか不思議な作品で

語りが美輪さま、解説が荒俣宏、現在売れっ子の岡田健史君主演で

脇に森川葵ちゃんが出ている。

夏休みの子供向け作品で、ゆるっとした展開が癒される。BSで再放送予定。

NHKドラマと言えば、昨日放映された「太陽の子」、

三浦春馬君出演で録画しているが、いつ見られるか、心もとない。

私は春馬君が生きて動いている姿を見るだけで涙が滂沱と流れる。

世界からたった一人美しい存在が失われるだけで

これほどの喪失感を覚えるとは、と驚いている。今もただ悲しい。