いやはや。

ホットエントリに入った増田でまだ「フェミ」叩きをやっとる。
目差すも何も、そもそも「人」としての権利も与えられていないのに、何が出来るって言うんだろう?
医学でも法学でも工学でも、男性が多いところに自分の能力だけで入った頭の良い女の子でさえ、
「女の子はいらん」と押しのけられる世界で、
上から目線で「目差すのは何?」と問われても、「人間として扱って欲しいだけです」としか言いようがない。
世界規模で見ても、女性はまだ「人間」扱いされていないのが現実なんだけど、
ほんの一部の恵まれている女性がたわごとをはいた程度で、女性全体をぶったたく、これを暴力と呼ばずしてなんと呼ぶか。
女性専用車両に乗り込む男たちを擁護するやからもネットには多い。
あの暴力性を理解できない人間が社会に多くいること自体が人権侵害に当たるのだよなあ、
でもたぶん「女性」は「人間」ではない。それが「フェミは何故ー!」とやる輩の答えか。
目差すのはとことん、男である俺たちが最高に心地よい世界!だとしたら、
敵視している「フェミ」が目差しているところとほとんど変わりがない。ほぼ「同族嫌悪」だよな。
暇があるときじっくり読み返してみようと思っているブコメ欄だが、
この件に関連して見たブコメで「もう「フェミ」は罵倒語になっている」があって、同感。
その現象一つを見ても、いまだ女性の権利なんか拡張されていないのがわかるようなもんだがな。
能力が高くても「でもブスじゃん」と、ブスじゃなくても容貌を問われる世界に女の子たちは生きている。
それを一顧だにしないのは、やはり能力が異様に低いのか、
低いなら低いで気の毒とは思うが、それをひけらかすことはなかろうにな。
男性の多い世界に入る女の子は男性の3倍努力をすると、もともとの能力に加えて努力も3倍するから優秀なんだけれど、
それでも「女の子だから」といわれる、ある種の男性がその世界を知らないで済むことは幸せだ。
今日もうちのおじょうたちはがんばっている。ババアも芝刈りにまた行ってくるかな。腰が痛いわ、、、(涙)