雑談。

最近の衣料品通販サイトの充実振りを書き残そうと思いつつ、面倒くさくなったので、やめ。
増田で就活生に「私服で来させる方法」なるもののブコメだけ読んで、
下の娘が最近インターンに行ったときそういう話題になったな。
とりあえず二つ行ってみたんだが、ひとつは「スーツでは来ないでください」の指定があって、これに困った。
下の娘が普段は作業服で私服はキテレツアート女子。
お嬢曰く「服装で悪目立ちしたくない」、
先輩方に聞いたところ「スーツで来ないでと書かれていてもカジュアルすぎるのはだめ」と、
結局無難な紺のフレアースカートに白シャツ、ってことになりましたわ、で、周囲もそんなもんだったとか。
何を見たいのか、何が問われているのか、に無反応であるのも、ある意味学生の「防衛」策だよな。
下手に言葉を真に受けて普段の服で行って「お前、空気読めねえな」と思われるのも腹が立つ。
私が思うに、私服が見たいってのは、個人のプライベートの領域に踏み込もうとしているようで、
学生が警戒するのもよくわかる。本当に「黒スーツ」でいいんだと思う、無駄に考える手間が省けるものね。
一応、お姉ちゃん御用達のオフィスカジュアルブランドのお姉さんに「インターンシップのスタイルってどう?」と聞くと、
「会社によりますかねー、金融関係はスカートの形、丈まで指定があるみたいですよ」
「一番詳しいのは、スーツショップです」と量販店である「○山」とかをこっそり勧められた。
「就職が決まったら、うちで2着目のスーツを買ってください」と、よい子やわー。
インターンシップは無難に終わって、うちのお嬢の場合、毎日12時ごろまで研究室で実験しているので、
むしろ良い息抜きになったよう。ただ、その前日は徹夜。研究発表がもうすぐあるらしい。
夏に娘が帰ってきて高校時代の同級生の動向を聞いたとき就活で最強なのは
「男で、国立で、理系」なんじゃないか、としみじみ思ったが、
「国立理系」は「女」でも結構有効なんじゃないか、
お嬢のインターン先は「え、そこ、行けたの」と、同期の男子学生は驚くような場所で、
考えてみれば、お嬢が希望を出せば相手は必ず「うぇるかーむ!」と両手を広げて扉が開くようだ。
「てか、行く必要、ある?」と同期には不思議がられたようで、
そんな同期はもう青田刈りされて決まっておりますことよ、、超巨大世界的某企業に。
理系にも色々あるんでしょうが、お嬢の研究室では「うち、来る?」「あ、お願いしまーす」みたいな、
私は現代にもまだ「リクルーター」と言うものが存在することに驚いてしまった。
うちのお嬢にももう二人ほどいるらしい。
今度就職する先輩の某大企業からも「一度、ぜひお会いしたい」と、
とにかくお嬢の場合、その専門で「女子」と言う存在が珍しいので、来て欲しいらしい。
まあ、過酷な実験、研究を傍目から見たらさくさくやってしまうお嬢は優秀なんでしょう。
お嬢の研究室では基本的には先生が「君はここ行きなさい」で決まるよう。そんな世界って、あったのね、、
まあ、毎日が大変だしな、それでもお嬢は「インターンシップは勉強になった」そうで、良かったね。
「わたしの前には道はない、私の後ろに道ができる!」状態のお嬢だが、
お嬢曰く「わたしの開いた道はついて来る人がいなくて草ぼうぼう」
実際、お嬢は同期に「奇跡」と言われるほど女子が何人かいたが、次の年からはこなかった。
「草ぼうぼうのみちを開いて、何処にたどり着くのか」とため息。
きついからね。
明日からしばらくお休み。