最近のお嬢様方。

大学院受験用意を深夜までしている下のお嬢様は、勉強に飽きるといつの間にやら登録した派遣バイトに出かけるようで、
気分転換が「働くこと」とは、怠け者の母からどうしてこんな出来た娘が生まれるのやら。
人に会うのが好きな子なので、一人で勉強ばかりしていると煮詰まるよう。
派遣バイトは都合のいい時間に出来そうなものだけ選べるのでラクだとか。
とは言うものの、「またあの子呼んで」のリクエストが来るようでありがたいやら、困ったやら。
「いつもいけるわけではないから、派遣登録にしてるんだけどねえ、、」と、
大学も学部も知られているので融通はつけてもらえるよう。
「時間通り来て仕事が出来る人は派遣には少ないみたい。だから珍重されてる」と
担当者に「うちの隠し玉!」扱いとは、なんともはや。
うちの娘もお金のためというよりは気晴らしに働くので、そういう人たちは時間にルーズなのか。
「時間が守れるだけでもすごい!」といわれるって、どういうこっちゃ。
一方、安定の社会人3年目の上のお嬢様は先日初めて大学時代の知り合いに招待され結婚式に。
式と言ってもカジュアルな形式だったようで「面白かった」そう。
久々に会った同期(男)に、なぜか「(娘の名前)さんはもっときちんとした結婚式をしそうだね」と言われ、
「プレッシャーをかけられた!」とぼやいていた。
娘に絶大な自信を抱いている私はひょっとしてその彼に探りを入れられているんじゃないか、という気がするが、
そうじゃないかもしれないので沈黙。
現在、地方赴任中のその彼から「東京駅で飲まないか」と誘われたそうだが、次の日の仕事を考えて断ったとか。
「パーティーでもらった景品も重かったし」と、うちの娘はいつもそんな感じ。
仕事モードのときは非常に愛想が良いようで、そのモードのときに会った同期からたまにお誘いが来るようだが、
普段は学生時代と変わらず「能面の艦隊(命名・母)」なので、行ったり、行かなかったり。
仕事をしていないときは無表情な娘はちらりと同期とはあまり付き合いたくないようなことを言う。
同期の男子たちは異様に仲がよくてすぐ情報が共有されるからだそう。
確かにそれは嫌だねえ。ただ、彼らは娘が「絶対してほしくないこと」を言うとそれは必ず守るそう。
もし、付き合うことになればお友達に話しちゃだめ、といえば約束を守るんじゃないか、と。
ま、なるようになるか。
二人ともお元気そうなのでかあちゃんは幸せざんす。おわり。