ニュース・メモ。

昨日、NHK7時のニュースで紹介された裁判がひどくて驚いた。
9歳のときに東日本大震災で両親を失い母方のおじに引き取られた少年が、
両親が残した死亡保険・その他の金をその実のおじに使い込まれた驚愕の事件で、私は知らなかったがネットでは有名だったよう。
逮捕は昨年だったらしく、ネットのほうが詳しくその背景が紹介されていた。
その鬼畜なおじは引き取った甥のの大切な財産を使い込むだけではなく、甥を虐待し、甥が施設に保護されて事件が発覚したとのことだ。
使い込まれた金額は、なんと6千万円以上!
少年が幼いながらダンボールで作った両親の名前を書いたふだをぶら下げて懸命に両親を探した様子がテレビで紹介され、
義捐金も集まっていたよう。
それを使い込むとは、大混乱の中、仕方がなかったんだろうが、ほかに親族はいなかったのか、
いっそ施設にずっと引き取られていたほうがましだったんじゃないか、
こういう馬鹿が、ネットで「かわいそうな子供引き取ってる俺、すごい!」なんてやってんじゃないか、と思っていたら、
案の定、ネットではないが、どこかの新聞が取り上げていたようで、「美談」じゃないじゃないか、こら、と、
私は日ごろ「毒親」なんてことばには批判的ではあるものの、子供の金を使い込む親だけは許しがたく、迷わず「毒親」とみなす。
ましてや、これから将来に向けて少しでも多く持つべきお金を、
何でこんな奴にベ○ツとか、売るかなあ?この馬鹿おじに店を持たせたり、貴金属を売りつけた鬼畜の顔が見たい。
まともなところが募るんなら、この少年に義捐金を送りたいぐらいだ。あまりにもひどい。
しかし、都内に住む兄弟から聞いた話では、災害があると「それっ!」とばかりに被災地に「商売」に行く人間が山ほどいるそうで、
その山ほどの中には山ほどの「屑」がいるそうで、人が非常時にさいして弱り、判断力を失っているところに付け込んで
金を巻き上げるらしく、こういうのはどこででもやってるな、それを「商売」と称する人間はいるな、
商人の家に生まれ商人として育ち商人として生きている私の幼馴染は
「商売は人をだますことではないからね」と以前、話のついでにサラッと言ったが、
それを勘違いしている奴は無数にいるな、と思ったのでした。
こういう事件を利用して、うそのファンドを設ける奴が出たりするので、気をつけよう。