「担当」って、なんじゃ！！！！
ここ１年ほど、怪しげな訪問販売業者が使うことばが「このたびこの地区の「担当」になりましたのでご挨拶に伺いました！」で
「アホか、お前がどこの担当になろうが、わたしに関係なかろうがぁっっ！！！！」と言いたくなるのをぐっと抑えて
「それでご用件は？」とたずね返すことにしている。
「挨拶」だけなら、今終わっただろ、ってのをわからせるために。
「担当？」のことばでドアを開けてしまう高齢者がいるんだろう、いかにもこちらにかかわりのありそうなことばだしね。
しかし、聞いたこともないような住宅メーカーだの設備会社が、いくら「こちらの担当！」といったところで、
それを頼んだ覚えはこちらにはまったくないので、私はこの奇妙な言葉遣いにむかつきながら応対することになる。
昨日も、ちょうど午後の惰眠をむさぼっているときにピンポンされて、痛い腰をどっこらしょとあげて出たらそのことば。
「マニュアル」かっ！！
「○○担」なんて言葉をジャニーズ関係で聞いたことがあるが、私はジャニーズファンではないのでな。
風俗関係の女の子がツイッターで「担当さん」をよく使っていたりして、
またその「担当」の言葉に「ステイタス」の響きを持たせていることもあって、はー、安っぽい！
そういえば「わたくしこそが本物のキラキラ女子よ」のツィッターでも
「○○ブランドの私の「担当」さん」なんてことばを使っていて、そのお下劣さにうんざりする。
どんなにきれいな写真で取り繕っていても、ことば一つで品性が暴かれるものよ、と感慨深い。
ヴァンクリだ、ブレゲだといったところで、「担当さん」なんてことばを使った瞬間から、下世話さが透けて見える。
と、いつまでも治らないぎっくり腰を抱えているババアは腹を立てるわけよ。
こんなに無駄に腹が立つからいつまでも腰痛が治らないのかもしれない。
とにかく、愛想笑いか、馬鹿な「かも」を簡単に釣ろうとしているニヤニヤ笑いか、
この私と話したければ金を払え、とでも言いたくなるようなアホ丸出しの下品な顔の兄ちゃんをモニター越しにでも見るのは苦痛、
ほんま「担当」の言葉を聞いた瞬間から、「ぶっ殺す！」と言いたいわ。
と言うわけで、私のところに来る人間が「担当」なんていったときは、もう返事しないでおこうと心にきめたのでした。
なーにが「担当」じゃ！あーほぉ。あー、腰が痛い。（涙）
