雑談。

先日「大人になった子供とどうつき合う?」の問いに「買い物」と答えて自分の無趣味を恥ずかしく思ったものの、やはり娘との買い物は楽しい。
住んでいるところが違うのでめったに二人一緒に行くことはないのが残念だが、それぞれの個性がまったく違うので、かえっていいのかも。
上の娘は色が白くて小柄なので私の大好きな「お嬢様スタイル」がよく似合う。
下の娘は小顔の上にスタイルがよくて「バービー」タイプ、「スポーティースタイル」がこの上なくよくうつる。
なんにしろ、若いので何でも似合うのだよね、それが今の私には一番うれしいのかも。
この年齢になると、「これはもうダメだ」服が増えるものよ、、、、(涙)
それはともかく、上の娘と買い物に出かける前にクロゼットを確認したところ、見事なまでに「キャリア」スタイルで、無彩色、
ひぃ、東京のOLさんしている!とショックだったので、「もっと色を!」と色柄物を買ったが、
ふと、娘はもうこのスタイルは私に付き合うため、私を喜ばせるためだけに着てくれてるんじゃないか、と思った。
聞いてもきっと「そんなことはない」と優しい娘は言ってくれるだろうけれど、娘は色のない服で個性と自信を表せるようになっている。
まだふんわりした「お嬢様」スタイルも似合うが、このスタイルは「私」の好みで娘の好みではない。
少しづつ、はなれて行くのだなあ、さびしいけれど、大人になったなあ、と感心したのでした。
一方、まだ学生の下の娘は最近勉強が忙しすぎて服を省みる余裕がなく、
「何も考えずにずぼっと着られるワンピース」に恋焦がれているが、買いに行く暇もない。
といって、ファッションにそれほど興味のないおねえちゃんが一時期そうしていたように私に一任する気もない。
何が何でも時間を作って私と買い物に行くのを狙っている。まだ、私とつき合ってくれるのだよね。
下の娘の場合、「こうありたい自分!」がはっきりしているので私の好みは自分の好みに合わないと即却下。
私が娘たちに望むスタイルと、娘の理想のスタイルが少しづつ違う、どちらがそのときより似合っているか、は時期にもよるが、
たぶん、だんだん、娘の理想スタイルが娘のスタイルになる。それがわかる程度にまだ私も衰えていなくてよかったと思うのでした。
一方、自分のスタイルはどうか、と向き合う日が来ているのかも。逃げてはいかん、逃げてはいかん、、、、