いやはや。

久々にネットに帰ってくると、見事なまでに流言蜚語が。
阪神大震災のころはまだネットは一般的ではなかったけれど、同じような話が流れていたな。道具が変わっても人間のすることはあまり変わらない。
ふと5年前に上京したことを思い出したりして。
いつもは冷静なマイダーリンが、混乱中の東京に娘を出さなければいけないことに心かき乱され、うわごとを言ってたなあ。
結局、震災後1週間の東京に、地理がまったくわかってない私ひとりが部屋探しに行ったわけだが。
あのときは東京在住の親戚全員が東京を離れて大変だったわ、、(涙)
といっても、目の前のことをひたすら「やる!」しかないので、大変とは思わなかった。
混乱した東京でいい加減な不動産屋がもっとも元気で落ち着いていたことを今頃思い出したわ。
人を恫喝するようなろくでなしであったが、こういう人間は混乱期に強い気がする。ろくでなしにも存在意義があるわぁ。
当時、震災から1週間もたっていたのによく余震があった。その後、娘が暮らし始めたときも、まだ余震があった。
熊本もしばらくは余震続きだろう。なれない生活であのゆれは心と体に応える。速やかに援助が届きますように。
それにしてもなぜ、面白半分なんだろうが、くだらない言葉がネットにあふれるのか。無意味に恐怖を煽らなくてもよかろうに。
確かめられないことをあったように思わせるのはネットの常套手段とはいえ、あまりにもひどいものが出てくるものだな。
そういうものを流すことで、心の安定を得ようとしているのか、それともろくでなしはもっと社会がゆれることを求めているのか。
なんにせよ、ろくでなしの不動産屋が案外落ち着いていることが印象的だったのを思い出して、まあ、あいつも役に立たんでもなかったな、
などと、結局そこで部屋は借りなかったが、よい勉強になったのを思い出したのであった。
そういえば、当時は東京の配送関係は壊滅的で、こちらで手配しても「茨城の集配先が大混乱でいつになるかわからない」と断られ
その中で意外にも「無印良品」が一番役に立ったのも思い出した。なんだかんだで東京の安い家具って「無印」かも。
都会は果てしなく高いものもあるからね、、それから考えれば「無印」はどこにでもあるし、モノもいい。
あの時助けられたおかげで私は「無印」のヘビーユーザーとなっている。
「ニ○リ」の家具は結構早くぶっ壊れたけど、「無印」はまだ使えている。その点で、いちおしざんす。終わり。