最近のはてなのコネクションはすさまじい。
電通育ちお坊ちゃまの「１０年がんばりました！」にめっちゃくちゃ好意的なブコメがつくとは。この「はてな」で。
しかも千以上つくと何らかの「協賛」体制が整っているとしか見えないな。株式上場ってこういうことなのか。お金ってすごい。
フリーランスの成功譚をこうも軽やかに表現できるとは、確かに才能あふれた人なんだろう。
それでもそこそこ苦労する、やっと１０年、といいたくなる、いわんやほかの人間においておや。
そもそも「電通」に「正社員」で入社とは、その時点で、家庭環境も最高レベルと考えていいしね。
貧乏人は独立してはいけませんなあ、大やけどをする。独立した後、また会社に入る話も時々聞くしね。
実力があるからこそまた会社勤めも出来るんだろう、「起業」とは「才能」だけでできるものではないんだなあ。
それはともかく、最近「サロン経営」なる言葉を覚えて、
わたしのようなおばはんは「サロン」といわれたら服飾系か美容系しか思いつかないんだが、どうやら「塾」的なもののよう。
しかし、早稲田を出たばかりの男の子に何か教わることってあるかな？まだバイトしたほうが世の中の勉強になりそうだよ。
「電通出身」の人はどうも「サロン」経営をやりたがるようで「１０年やったよ」の人もはてなのアイドル「はあちゅう」氏も
月にいくばくかのお金を取って何かやってるらしい。これに加わる人がいるようで、けっこう驚きだ。
つまりは「コネクション」を人に売るってことなんだろうか？それでその「コネ」を使って何か出来た人はいるんだろうか？
その検証までネットはやるのかな？出したお金にそこそこ見合うぶんだけ得るものはそこにあるか。
私がうっすらとネット有名人の「サロン」経営に感じるのは「サロン」に加わったメンバーから美味しい「コネクション」が掘り出せないか
常に探っている、ちょっと頭と心の弱い若い子の親がしっかりしたコネクションの持ち主であるなんてことはたまにあるからね。
そういうところから、人を手繰り寄せるのは、古今東西を問わずこの手の人たちの常套手段。
人間関係をお金に変えることにためらいのない人間は大昔からいるからなあ。
ただその手の人が「成功者」になるかどうか、私はよく知らない。
「人を集める能力がある」のはすばらしいことだけれど、それだけで終わる人もいる気がするな。
すさまじい勢いでつながったネット界ではあるけれど、もう腐敗臭がしているようでは、この先どうなるものか。
最近、はてなでは「がっかり」が多いわ。
