ネット雑記。

昨日は書庫の一角を占めていたここ10年ほどのスクラップを処分して、弱る。
何に「弱る」かというと、そのスクラップのほとんどを「捨てた」から。(涙)
つまり私は「ごみ」を10年もためていた、ということになるのよね、とほほほほ、、、
いちいち確認して捨てるを決めたが、ほとんどを捨てるなら「捨てる!技術」の「見ずに捨てる!」を敢行すればよかった。
私はいったい何をやってるんでしょうかねえ。
いったい何をやってるか、と言えば、ネット系女性ライターの一悶着で、はてなが「ノート」の炎上マーケティングをしていると思うほどはてなに毒されている私。
批判の対象となっていた女性ライターは最近医療系の不満を発言したことで叩かれたのをトラックバックが来て知ったが、
ものを書くのにさほどの基盤もない人間が身の丈以上に注目されて疲弊しているのは漠然とわかるので気の毒に思った。
ツイッターの短いやり取りだけでも、言葉と真剣に向き合う側と、
その発言を上手に編集した「誰か」の示唆により、なんとなく有名になった側の明らかな違いがよくわかって、
いまどきなんで「アラレちゃんめがね」をかけているのか不思議な彼女は今度は診療時間内に病院を訪ねたほうがよさそうな、
それとも、このやり取りに心を深く傷つけられるほどの感性も持ち合わせていないか。そのほうが図太くて安心だな。
ツイッターが静まったのは、めがねの彼女を「プロデュース」する誰かがストップをかけたのか、
最近の女性ネットライターを見ていると、「悪貨は良貨を駆逐する」の言葉を思い出す。
かの悶着の発端は「こじらせ」の言葉の問題だけではないのを今朝読んだが、
なんだか「本物」の上っ面をすくって薄めた上で拡散する、そういう「偽者」というか質の悪いコピー商品が山ほど売られている感じ。
高価な「香水」をアルコールで薄めて「トワレ」という廉価商品にした、というのならまだしも、
名香と呼ばれるレベルの「香水」と同じ名前を使いながら、まったく別の安い「芳香剤」を作られたんじゃ、たまったもんじゃない。
といってもそういう「芳香剤」のほうがよく「売れる」のよ、本物は扱いが一般人には難しいのでな。
そういう「芳香剤」臭のするネット系女性ライターが山ほど増えて、「これは」と思われる人がだんだん目立たなくなってくる。
今回の顛末がどう転ぶか、双方ともに評判を落として、
「専業主婦」と呼ばれるの怖さに「ライター」を名乗りたがる徳用マッチ棒並みに多い既婚女性ライターと「世代交代」するか。
数年前までネットは、どうしようもない弱者の追い詰められた咆哮が鳴り響き、それに共鳴して奔流が自然発生する、恐るべき世界だったが
「ノート」だの「ケーキ」だの「フォーレターワード」の存在が関わって、ここは専業主婦のお小遣い稼ぎの場になるかな。
「内職」というよりはかつて主婦の世界を席巻した「○ムウェイ」か「○ッパーウ○ア」かって感じ。
「モノ」が実体のない「言葉」になったぶんだけ、世界の「断捨離」は進んでいるか。
でもそれも数年で終わるという気はする、こういうのにかかわってるのは若い女性が多いから。「若さ」って搾取されるものだからね。
なんにしても、正当な発言をした側が不当に貶められないようにみていようと思う。まだまだネットは恐るべき世界だ。