辛い、、

スキーバス事故は若い犠牲者の全員が学生で、涙。
下の子が「センター休みのときにスキーに行くかも」と言っていたのを思い出して連絡が取れるまでどきどきした。
東京出発だったので大丈夫だろうと思いつつ、なかなかラインが既読にならない。それはいつものことなんですが。
やっと電話があって「スキー?そんな話したっけ」、あいも変わらず、ブラック部活と実験に明け暮れていたそう。
「土日は大学が立ち入り禁止になるから実験が出来なくてね、、」とりあえず無事でほっとした。
どうやら実験がうまくいかないのに「スキー」という気分ではない、が仲間との結論だったよう。
センター試験中、大学は会場になるのでその時期旅行に行く学生は多い。特に格安スキーツアーは人気のようだ。
都内に住む上の娘も去年の2月ごろ、スキーツアーに参加していた。
値段を聞いたところ、安すぎる気がしたが、学生だからそんなものかと特に何もいわなかった。今回の犠牲者の親御さんもそうだろう。
あまりにも若い命があっという間に奪われて、どこに怒りをぶつけていいのやら。
学生と言うのはお金はないし世間知らずなのでとんでもない値段を恐れずに利用するのだよね、親に何も言わず。
去年の夏、下の娘が気がつけば東京にいて、夜行バスに乗って聞いたこともないホテルに宿泊していると知ったときは腰が抜けたわ。やはり夜行バス格安ツアー。
しかも現地に着いてからの事後報告。
「どこか行くときは前もって!」と一応懇々と子供時代から言って聞かせておりますことよ、でもそれが「出来る子」と「出来ない子」がいるのよ、、(遠い目)
上の子はどこに行くのでも前もって連絡してくれるが、下の子は漠然と「行くかもー」とだけ言って、「いつ」か、ははっきりしない。
いまどきの子は時間が空いたときにラインやらで集まって急にどこかへ行くなんてこともするんで本当に把握できなくてね、、まことにとほほ。
バス事故の犠牲者の中にはまだ19歳の大学生もいて、ひょっとして先日成人式に行ってきたばかりじゃないのか、
あるいは去年まで受験生で今日行われているセンター試験を受けていたんじゃないか、考えるとご家族の慟哭が聞こえる気がする。
せめて生き残った学生さんたちが心も体もあまり大きな傷を負わずにいられますように。
尾木ママの教え子も犠牲者に含まれていたようで、彼はすぐに現地に赴いたらしく、
たとえ混乱で直接学生やその保護者にあえなくても「来てくれた」の情報は事故で傷ついた人たちの心を慰めるように思う。
尾木ママは立派な教育者だと思った。
子供たちと同世代の若い子が亡くなるのはことのほか辛いわ、、