テレビメモ。

ミステリチャンネルでヨーロッパ戦線のドキュメンタリーを見たので、メモ。
「D-day」や「ニュルンベルグ裁判」はNHKで見た番組であった、、、でもすっかり忘れている私。とほほ。
今回初めて見たのは「バトル・オブ・ブリテンの真実」で、以前「空軍大戦略」というオールスター映画を見た時、なんともぼやっとした内容だなあ、
と思ったが、現実の戦争ももぼやっと始まってぼやっと終わったよう、「英国の大勝利!」というわけではもちろんない。
戦争が「技術」戦になったのがはっきりしたのは第2次大戦からなんだろうか?兵器の戦争はクリミヤ戦争から、という説を聞いたような。
なんにしても戦闘機の性能が兵士の精神状態にも影響するようだ、「メッサーシュミット、最高!」「スピットファイアなんて」のドイツ兵が生き残って証言しているんだものな、
バトル・オブ・ブリテンの真実」で面白いと思ったのが敵側(ドイツ側)の兵士の証言も織り交ぜていること、
ドイツ空軍兵士から見た戦線状況が、「勝てそうなのに、勝てない」のもどかしさを表している気がした。
「もっとやったら勝てたのに、、」とまで思ってはいないようだが、とにかくすべてを統括しようとするナチ政権に対する反感が軍部にもあったようだ。
映画でも意外にドイツ兵士は悪く描かれていなかった、戦争からさほども経ってない時期に作られた映画なのになあ。
ナチが戯画的に徹底的無敵に描かれ始めたのはいつからだろう?
ハリウッド映画あたりが関わってそうだな、映画関係者にユダヤ人が多いせいなのか。
あまり巨大悪に描きすぎると現実に何が最も罪であったか、ぼやける気がするな。
それにしても「ぼやっと始まってぼやっと終わった」英国空中戦に比べると、アジアの戦争は悲惨を極めた気がするのは私がアジア人だからか。
ドキュメンタリーにも忠実な「空軍大戦略」は盛り上げに欠ける映画だと思ったが、いい映画かも。
今年の夏は「刑事フォイル」三昧をしたのでした。
そういえば、先日初めてNHKの「刑事フォイル」の紹介を見たがフォイルの声が!私の思ったような声じゃなかったわ、、(涙)
吹き替えは難しいわね、、