雑談。

ネットに限らず、新聞でも「公開」の相談というものはすべてが「創作」と思っている私だが、発言小町の「冷酷な姪」はひょっとして本当に相談者がいるのかも、と思っている。
余りにも「リアル」過ぎて。これだけ釣れているにも関わらず「燃料投下」がなされないのは、すべてが真実で、反論がほとんどなのにおびえているせいではないか、
なんて、この相談者に同調する人がいるのかな、とレスをしみじみ読んでみたが、今のところ二つほどしか「かわいそうな相談者さん!」的な反応はない。
この二つのレスが相談者の書き込みだったりして。ほぼ全員が「姪は冷酷じゃない!」だものね、私もそう思うわ、
「嫌味を言った!」と相談者は騒ぐが私だったら、そもそも頼まれてものらりくらりと逃げてやらないな、姪は面倒なことをやってあげてるもの、善良だ。
多くのレスが指摘するように「姪に頼るつもりはないと言いながら思いっきり頼ってる!」と私も思うが、
多分相談者が「頼る」とは「金銭的に頼る」ということで、それ以外の例えば入院時の保証人になるとかは「親族なんだから当たり前!」で
それを「頼る」とは考えないんだわ、
そもそも「金銭的に頼らないんだからありがたく思え!」な考え方は「私たちのマンションが手に入るはずでしょう」との言葉からも伺える。
「そんなマンションはかえって迷惑」とは思えない、これが「年を取る」現実なのだよね、
他人には古いマンションでも、自分たちにとってはいつまでも若い頃に買った素敵なマンションに見える。
結婚してもあえて子供はつくらなかった(できなかったは別)カップルは自分たちは選ばれた人間たちですべてが見えていると信じているが、
異様に視野が狭くて自分の快適にしか敏感にはなれない。
他人がやるには報酬が必要な手間仕事を「親族だから」で無料でやらせても平気でいられる、でもそれは違うんだよな。
親戚づきあいというのは情緒的な含みもあるから一概に切り離しはできないのだよ。
私が兄弟を今のところ切り捨てないのは、やはり「親」が関わっているから。親の願いを無碍にはできない部分が私にはある。
ただ、母が私を自分に従わせようとしても最終的には私は母ではなく、私の子供は私のものではない。
兄弟は母に何かやってもらうのは当たり前に思って、私を母の付属品のように考え、私の子供もそうだと、言語化する必要がないほど、当たり前に思っているようだが、
それが「違う」といずれ否応なく分かるだろう。
親に対してでも「拒否」する権利は子供にはあるのだと、
それはどんなに親に望まれても子供を作らなかった自分たちが、かつて親を拒否する権利を当然のように行使したことからもわかるだろうに。
結婚しても欲しくないから子供を作らないというのは、すべての親族とのつながりを自ら絶つということだとわかっている人は
現在山ほどいる結婚しても子供を作らなかった夫婦の中にどれほどいるだろう?
多分、一人もいない。
次世代につながりのない、死んでゆくだけの人間たちとのつながりを続ける奇特な人間は多くはないのだよね。
私の周囲には独身の兄弟を持つ知り合いも無数にいるが不思議とその愚痴は聞いたことがない。夫婦ものほど面倒くさくないからだろうなぁ、、、