日常。

アメリカの安楽死事件が思いのほかテレビの話題になって驚いた。定期的にあることのように思ったがなあ。
この是非について特に意見はなく、ただまだ若いうちに自身の理不尽な死に立ち向かうのに、自分で選ぶ死しかないのは切ないなあ。
中高年になっていずれ訪れる自分の死を意識するのと、あまりに早く宣告される若い人の死とは、同じ形状であっても全然違って見えるんだろう。
年を取ると、死の見え方が変わってくる気がする。多くの自分以外の死に否応なく付き合って来ることの意味はそこにあるかも。
私はひ孫と卵ぼうろを分け合って食べるくらいまで長生きしたいわ。
年が取れないことを知るって辛いだろうな。それでも若くして選ぶ死には、納得しがたいものがある。