今朝の新聞で、「子供の声がうるさい」などとして神戸の70代の男性が保育園を相手取り慰謝料を求めている、の記事を読んで、
この70代のじいちゃんに早めにお迎えは来ないものか、と一瞬「とほほ」な感想を抱いてしまう。
多分、この爺ちゃん、少々「ボケ」も来てると思うわ、私の知る限り男性の緩やかな「ボケ」って意味もなく怒りっぽくなる、があるのだよね。
保育園は通常「24時間営業」ではないはずだし、休みの日もあるだろう。
「それでも毎日は気になる!」と言われても、「あなた、お元気で、一日中、家にいるんですか?」と聞きたくなる、お元気ならば出歩けよ。
とは言うものの、実家父もこの手の苦情をあちらこちらに撒き散らして、私はさんざん謝り歩いたわ、、(涙)
この手のじいさんは、一見、論理的にモノを言うのよね、だから周囲も「ボケ」てるとは気がつき辛い。
私も薄々ボケてるんじゃないか、とは思ったが、やはりなかなか言い出せないし、対応が難しかった。
最終的には長子の判断を仰いで、落ち着くべきところに落ち着いてもらったが。
半ボケ状態のじいさんの言うことを間に受けざるを得ない、そしてこの裁判を起こしたじいさんを止める人がいない、そこが大きな問題点なんだよね、
私の父の場合、3人子供がいてとりあえず私が近所に住んでるから、何とかなった。
今朝の新聞には子どもの虐待に関しても記事もあって、虐待は主に親の貧困、孤独、と、
この「クレーマー」じいさんに関しても「貧困」はともかくとして「孤独」があるんじゃないかな、誰も押しとどめる人がいない。
保育園の必要性、その他もろもろを鑑みて、もう現役ではない自分が、不便を偲んで次世代に少し譲る、という豊かさが発想の中にない、
何が何でも自分本位を押し通そうとする、この手のじいさんにいかがでしょうか、とんでも「江戸しぐさ」、なんちゃって。
(ネットで前から話題になっている「江戸しぐさ」の本は、我が家にあるので、読んでみようとは思うものの、もう「オチ」がほぼわかってるので、後回し。
アホ言ってる人間にはとんでもでも与えとけ、ってのも乱暴な話よね、ほほ。)
この先、結婚はしていても、子供嫌いで(それを夫婦で認めない人は多いが)子供を持たない、生涯独身者でいる人間ほど、孤独に慣れていない人間が
年を取って一人になった時、この手の「クレーマー」になりそうだわ、いやはや、どうなるものか、頭を抱えるわ。
もうすでに、いるからね、私ぐらいの世代で、子供のいないカップルが、子供がいるのが当然な場所に来ているのに、「子供がうるさい!」と文句を言ってるの、
この夏、見かけて一番ひんやりした場面だったわ、情けない。ああ、情けない。
子供には譲ってもいいと思うのよ、大声出すのも仕事だし、もし、自分がそれに我慢できなくなるほど劣化した場合、早めにお迎えカモーン、と天に祈ることにしよう。
年寄りのヒステリー声に比べたら、子供の声は天使の歌声よ、、、年を取るって辛いわぁ、、、