雑談。

世の中には、オブラートに包まれすぎて中に入っているのが薬か毒かわからなくても丸呑みする人がいるんだなあ、
つか、オブラートそのものを愛する人がいるんだろうなあ、育ちがいいって素晴らしい、となぜか思ってしまう私。
一杯のかけそば」に感動していた人というのはなぜか村上春樹好きという共通点があったりして。不思議よねえ、、、
という雑談はおいて、「花子とアン」がいよいよ結婚話に入って、いやー、もうNHK的道徳臭ふんぷんと、吉高ちゃんじゃなきゃ見てられない、
その点、自分勝手ぶりを隠さない奔放な蓮子様が爽やかで、どうせやるなら、これくらいはじけてやって欲しい、
多分、白蓮事件のむちゃぶりで、病気の女から男を取る、という現代においてもどうかと思われるエピソードの毒抜きを図ってるんだろうな、
姑息な手段だが、やはりNHK的には略奪結婚を朝から「あり」とは言えないんだろう、私は別にいいと思うが。それだって人生だしね。
なにも朝から爽やかステキ話しばかりにしなくてもいいだろうに、
なぜ、朝から嫁いじめは良くて不倫略奪ハッピー婚は許されないのか、世の中、理想的な結婚ばかりじゃないのにね。
私としては、お子さんを亡くすことまで、話をそわせるのか、これは描かれるのか、
私が読んだ村岡花子本では息子を亡くした追悼文を葬式の前後に書きのこしていて、作家の業だなあ、と感心したのだけれど、
昔、子供は割と簡単に亡くなったので、「7歳までは神の子」としてあきらめも早かったかも。
多分「不倫略奪婚」が「昔はそれほど珍しくなかった」的にやるならば、子供の命を諦めることも意外に「普通」として描くべきかも知れないなあ、
今より、子供の命はずっと軽かった、何人も子供を産むのはすぐ死ぬことも含んでだったものね、私の祖母世代でも一人ふたりは子供を亡くしてる、
ただ、村岡花子さんにとって、気の毒なのは、その後、お子さんに恵まれなかったことだなあ、
現代で言えば、結婚した年齢はそれほど「高齢」というわけではないのだけれど、その後一人も授からなかったのがなんとも。
蓮子様は30半ばで子供を産んでいるが。年齢が上になっても産めるか、産めないか、というのは子供時代の栄養状態が関係するのかしら、、
というわけで(?)なぜか「蓮子様、頑張れ」と思う私であった、、