ネット雑記。

ネットをして一番驚いたのは世の中には「学歴だけは高いバカ」が結構存在すること、
うすうすそうじゃないか、と思っていたが、学歴ってバカを「治す」ために存在するんじゃないのね、単にバカを「隠す」ために存在するものなのね、
いやー、おばちゃん、知らんかったわぁ、世間知らずだったわぁ、なんちゃって。
先ほど、反吐が出るほどバカタレな増田を読んで、なんでまたこんなに王子様気分でいるのやら、
つか、今の妻に謝れよ、って気分になった、結局「安心感を買いました」と言ってるだけだものね。
でもまあ、これが現実であるのは私も否定しない、「結婚は金と顔の交換」なんてもんじゃないのを知ってるしね。
年をとってよくわかってきたのは、生まれながらに欠けているものを教育や学歴、あるいは生活環境、家庭、が補うことはできないということで、
読んだ増田が実在するとして、彼は自分の親が「ここにとどまれ」と指定した「世界」から出ることは決してできない。
それを不幸とも幸福とも、私は断じないのだけれど、つまらない人生ではないか、と思ったり。
「大失敗」は存在しないのよ、彼の人生には。それを、もう「親」が指定しちゃってるからね。
で、多分彼の子供もその「指定」された人生を歩むはずだけれど、人間が面白いのは、ちょっとした遺伝子のいたずらで
指定された人生を外れてしまう子供が生まれる可能性もあるってこと。
それを彼が「悲劇」と捉えるか、「面白い!」と思えるか、
大体、結婚しても「子供なんて作らない!」とか言ってる夫婦はこれを「悲劇」としてしか捉えられない、
「指定」された人生から出る能力がまるきり欠けてる、だからこういう夫婦は子供を作らないで大正解、と私は思っていて、
面白くない人生を満足しておくればいいんじゃないかな、と、ま、何が面白いか、なんて個人の範疇だけど。
なんにしても、ネットには本当に「学歴を隠しておけ」と言いたくなる高学歴バカが散見されて実に面白い。
私の周りにはいないわぁ、この手の人。本当は能力が経験で高くなることはないんだけどね。いやはや。