ネット雑記。

前から増田は何をするところだろうと不思議で仕方がないんだけど、最近「マーケットリサーチ」に誰かが使っているのかな、と思うようになってきた。
子育てしている人間に(私の場合、もう子育てはほぼ終わっているが)本当に失礼な嫌なエントリが立て続けに上がっているのは、
「何を書けば、受けるか」つまり「売れるか」を調べているんじゃないかな、はてなは本を読む人が多いから。
ネットのヘヴィーユーザーも多いから電子書籍にしておけば1クリックで買ってもらえるしね。
と、「世の中の血液はお金である」とかねがね考える中高年は思うのですよ、「ないと困る」「あると便利」なものはこういう現象を生み出す気がする。
それはともかく、「一人で生きる、一人で死ぬ」というのは、私はここ最近、ずっと考えていることで、
私には子供も旦那もいるけれど、娘だし、二人共地元を出して、好きなところで繁殖活動を行えばいい、と思っているので、
私の老後を子供が見ることは多分、ない。で、旦那とは10歳離れているので、順当に行けばいずれ一人。
私が最近存在を知ることになってきた「一人暮しの老人」とは、この手の人が多くて、人生をたったひとりで配偶者もなしに生きてきた人と違って
扱いが面倒なんだよね、正直に言えば一人である程度の覚悟を持って生きてきた人とは全然違う。
昨日読んだ上野千鶴子さんも結婚もせず一人で生きてきた人間なんで、一人で死ぬ、一人の後始末をする、の覚悟を持っている。
それでも思っても見ないことが起こるだろうけど、心構えがある、って、やはり違うんじゃないのかな。
私が問題に思うのは、一人で生きる覚悟もないから、結婚だけはしておきたい、でも子供は欲しくない、
というか、欲しくない私を認めたくなくて「迷っている」フリをしてあちこちに言い訳を探しながらズルズル年をとってきた人間は
多分、死ぬための準備も覚悟もない。そう言う人の「後始末」は大変だ、と思うのよね、
つまり、昔「なんとなく結婚して、子供を作って、でも一人」の人以上に扱いが面倒なんじゃないか。
「嫌なことは考えたくない」を「私はもっと大きなことを考えている!」にすり替えてしまえば、目の前にあるものは見えなくなるもので、
そう言う人が年をとっていろんな能力が劣化して、より弱い存在になった時、周囲は大変、という気がする。
私自身も同じような弱さを持っているので、そうなったら大変だな、と無駄かもしれないけれど、考えている。
自分で自分の面倒を見れなくなるのはある日突然来る人もいるだろうけど、徐々に来る人もいるからね、徐々に来る人の方が実は大変なのよ、、(涙)
長くなるんで、ここできるけれど、一人で生きて、一人で死ぬ覚悟をするってとても立派なことですよ。
中途半端に結婚だけして無駄に血縁のない家族関係を広げるよりもずっといい、と私は思います。
私の友達で子供が「欲しくてもできなかった」カップルは、まずまず二人の生活を楽しみつつ、めいやおいをとてもかわいがっていたりして。
「世話になることはないようにしているけれど、何があるかわからないから」「覚えておいて欲しいから」と、
「覚悟」を持って生きる、は素晴らしいです。私も日々の雑事にボーッとしながら、もう少し覚悟を持ちたいと思いますです。はい。