おじょうさまのさいきん。

先日、上の娘の様子を見に上京、相変わらず「カバン」を探している。
大学入学前に、知り合いから「法学部の女の子はしょっちゅう、カバンを探しているわよ」と聞いていて、なぜかというと
「すぐ痛むから。大荷物を入れるからねえ、女の子は特に」、その知り合いのお嬢様は理系学部で、やはり「ベストカバン」を求めて三千里以上を歩いているそう、
「大きくて可愛いカバンってなかなかないのよ」と、で、上京した折にも待ち合わせして買い物に出てわたし的には1千里くらい歩いたイメージで探して
まあ「そこそこ」なものを買った。でも、次の日にものを入れた途端、「カバン自体が重い!」と、「ベストなカバン」を求めていつまで続くやら。
法学系の本って何であんなに重いんでしょうなあ、「ポケット六法」と言っても、やはり大きいし。まず、ポケットに入らんやんけ。
一緒に捜し歩いて、求めている大きさがだいたいわかったので、前に見た「コーチ」のバッグがちょうどよさそうだから買って送ってあげようか?というと、
「買ってくれてもいいけど、それは学校には持っていかないと思うよ、私はブランドバッグで学校に行く「キャラ」じゃない」と、
「キャラ」ってなんじゃ、と、思う母。ほんま、年頃の娘は面倒くさいわぁ。まあ、結局、自分で納得するまで探し歩くのよね、
そしていつか理想に現実が追いつく、大人になるのよ。
一方、下のお嬢様は相変わらず武闘派(?)部活に忙しい。
いよいよ引退の総体シーズンで、8時前くらいまで練習している、大会も多いので、3年ならば受けなければいけない模試を受けてなくてデータがない。
下のお嬢さんも上のお嬢さんほどではないにしろ、先生から期待されていて、何故か旧帝大の理系学部を勧められる。
先日あった面談ではえらく先生が褒めてくれて「明るくて前向きで、どこに行っても、どこで何をやっても信頼できる」と、
去年から引き続く担任なんで、よくわかってくれているだろうから、親としては大変気をよくして「すごく褒めてくれたよ」というと
「私が女の子の中では一番、数学ができるから。あの先生、数学の先生だしね」と、クールな反応。
「でも、男の子では私より上が3人ほどいる」「でも、「数学」しかできない、不思議」と、そういえばそういう子っているよねえ、
女の子で「数学だけができる!」はまだ聞いたことがない。
上の子の同級生(男)で、驚異的に数学が出来る子は「なんとか入試」で旧帝大系の地方大学に進んだわ、男の子の頭の中はどうなっているんだろう。
でも、その前に「物理と数学が好き」という娘のこともさっぱりわからん。
下のお嬢様は今年入ってきた部の後輩の「憧れの先輩」をやっているようで、リア充で誠に結構。
とりあえず、忘れてしまいそうな子供の現在を記録。