雑談。

女子柔道選手たちの「耐え難きを耐え、忍びがたきを忍び」の悲鳴が聞こえそうな監督への抗議はどうなるのやら。
言葉より先に手が出るのが当たり前、みたいな顔をした年寄り連が「続投!」なんて言ってる危機感のなさを見て涙。
今時、アスリートになった若い子達が体罰を受けるほど酷いことをするとはとても思えないんだよね、
私の母校で、かつ、娘たちの母校でもある素行不良率地元ナンバー1をゆずったことがない中学は、実はスポーツ強豪校でもあったりして、
でも、そういうところでさえ、スポーツをやっている子供たちのご家庭は昔に比べたらずっとちゃんとしているんだよね、
昔、まだ私ぐらいの年代にはどうしようもない親が何故か子供にスポーツをやらせることだけには熱心で、だから手を出さないということを聞かない、みたいな子供も
確かにいたんだが、今は、そういうどうしようもない親を持つ子はスポーツさえ、させて貰っていない。
やらせればできるのかもしれないが、子供の部活関係に付き合うって、相当な労力と忍耐が必要だから、
どうしようもない親は本当にとことん病的なまでにどうしようもないんで子供に部活をさせることすらできない、
で、強豪部活のレギュラーになっている子供たちの親や家庭は昔からは考えられない「理想的」なものであったりして
(このド不況のさなかに金の掛かりまくる子供の部活を続けさせられるご家庭はかなりちゃんとしている)
そういうところで育ってきた子供たちに「体罰」を加える必要があるか、といえば、私は「絶対ない!」と確信する。
スポーツは「理屈」より「体に覚えさせる」が有効だと考えられているが、体の機能ってもうちょっと科学的なもんじゃないのかな。
「昔とは違うんです!」が今の柔道運営部にどの程度理解できるか、
「脳まで筋肉」で出来ている人間はもうリストラされてもいいような気がする。
スポーツ界の優等生たちが監督に反旗を翻すってよっぽどのことだわ、頑張れ、と心から。