雑談。

さかもと未明さんの「ニッポンの未明1・2」と「未明日記」がうちの魔窟(=ダーリンの書庫)にあったのでパラパラ読むと
はじめから「子供なんて大キラーい!産みたくなーい!!」と発言している人で、ま、仕方がないわな、という感じだった。
それより、非常に巧みに「子供が嫌いでたまらない」をごまかせる人の方が怖いな、
子供の泣き声を我慢できないことと育児の苦労を同列に考える人とか、「一方的な正義を押し付けられるのは怖い」とか
私は子供が嫌いな人を悪人とは考えないが、上手にそれをごまかす人は悪人だと思うな、さかもと未明の方がマシかも。
すみません、私はもう感覚が摩滅して、子供のギャン泣きをまったりと味わいながら1杯やれちゃうような無責任な大人でございます。
正直、もう子供の泣き声を聴く機会ってほとんどないんですわ、中高年になると、子供を滅多に見かけない世界にしか行かなくなります。
飛行機内ぐらいしか、子供の泣き声は聞かないかな?それも飛行機の爆音にかき消され、あんまり気にならなかったりして、
若年者にしか不快に響かない音というものがあるらしくて、多分、私はもうそれが聞こえない年寄りだと思います。
で、たまに、子供のギャン泣きに遭遇すると「ううむ、これは○ヶ月ものの、空腹」とか、
「疲れているのに興奮してなかなか寝付けない○歳児もの」とか、楽しく拝聴したりして、
周囲がお母さんを追い詰めなければ子供は泣き止むことが多いですな。それを知らない人が世の中、増えすぎている気がする。
それよりも私がさかもと未明さん並みにブチ切れそうになるのは、暴走老人の大声だったりして。
もう、ちょっとでも自分の思い通りにならないとすぐに大声で怒鳴りつけるじいちゃんっているのよー、
そう言う人に遭遇する機会が増えたので私はその手のじいさんは店とかに入ってきた瞬間にわかってしまう。(涙)
最近はその手の「ばぁさん」というか、もうとっくに「ばぁさん」になってるんだけど、本人だけはそれを認めていない的
「ご婦人」をお見かけすることもあったりして、そのクレームの理不尽さ、情けなさを見せつけられるたびに涙する、
それでもやはり、私は未明さんのように「もういやー!」と叫ぶことはないですな、ひょっとして「いつか行く道」かもしれないんで。
「お互い様」って言葉は死語かな?と思う今日このごろ、
子供の泣き声すら許容できない未明さん的お年寄りは素晴らしいクレーマーとなって騒音公害となるような、そんな心配をしておりますです、はい。