雑談。

ネットで「ブラジャーを買ってくれない母親」という話を読んだ。
ううむ、これは正直「病気」のレベルだな、こういうお母さんは今もまだいるんだろうか?
書き手の方は私よりは年下だが若くはないんで、この方の母親世代が影響されたであろう屈折した性の知識が今はもう駆逐されていると思いたい。
私の場合は大変な「貧乳」(今も、、涙)なので、遅くまで必要なかった、、、(今もそうかも、、ううっ)
で、貧乳母を持ちながら、キチンと成長した二人の娘の場合、ブラ的なものには小学校高学年ごろからお世話になった。
特に上の子はぽっちゃりさんだったので、わりと早めに「プレ・ブラ」をつけさせ始めたんだが、
これをからかう同級生(女)がいて、可哀想なことをしたように思う。子どもの方がむしろ「嫌らしー」みたいな感覚を持つようだったな。
ただ「○○ちゃんがこういうのをしてきた」が話題にあがると多分どうしようか迷っていた母親もいたらしく、すぐそれが流行った。
つける必要のなさそうな子まで、らしい。
今はユニクロの「ブラ・トップ」なるものがあって、便利そうだ。
当時も似たようなものはあったんだが、アンダー部分がしっかりしていないのでなんとなく不安で、いろいろと試行錯誤した。
子ども向けにいい感じのプレ・ブラって当時はなかなかなかったんだよね、それにとにかく「締め付けて気持ち悪い」と怒り出すし、
そうはいってもどんどん成長し続ける体に必要なものは必要なんで、もう四苦八苦、こういう「苦労」をせずにすんだ母親っているのねえ、、なんて、
「ブラジャーを買ってあげないなんて、」と憤る前に、遠い目になってちょっとうらやましかったりする私がいる。とほほ。
本来、楽しみにしていなければいけないことを楽しめないのは気の毒な話だ、いったいどんな経験をしてそういう状態に陥ったのか、
それが気になるなあ、、、ただ、病気の母親から生まれても病気にはならない子どももいる、が明るい現実だ。
貧乳母から生まれても、貧乳娘にはならないように、、(くどい)
私のように「もう少しあったら、、」なんて願う女には「あるものの悩み」はよくわからなかったので、それも子どもたちには気の毒だった気がする。
完璧に「いい母親」なんてのはありえないのよね、でも何故かある種の子どもはそれを求めているように見える。
それも病気の一種なんだろう、その原因が生育条件だけにあると、わたしは思っていない。
そういう病的傾向を持つ子供に一番早く気がつくのが母親だ、それを隠そうとする母親、なんとか矯正しようとする母親、
母親が「よかれ」と思ってやることもマイナスに向いてしまうことは十分ありうる。
結局は病的傾向さえも「母親の教育でなんとでもなる!」とわめき立てる世間知らずの声が大きすぎるせいなんだろう。
「育児蔑視」が根底にはある気がする、「子どもを育てるなんて、誰にでも出来る!」わけではないのよね。
子どもを育てることに関しては感情だけではなく、もっと科学的にきちんと整理する時期に来ていると思う。
子どもの教育論に関する限り、あまりにもルサンチマンに満ちた「ブンガク」的なトンデモ言説がまかり通っている気がするな。
病的傾向の「治療」と「教育」がごっちゃになっているってことか。「育てる」と「病気を治す」は違うものね。
子どものブラの話からずいぶんとんでしまった、
ブラ関係で読んだ話は途中から「考えすぎ?」って感じで、そのときの話はそのとき考えなさい、がわたしの心からのアドバイス
今はいい感じの「プレブラ」商品がたくさんあって、私みたいな母親が右往左往した結果が実ったんだろう。
みんな紆余曲折しながらやっていくのです、次に続く人のために。それを思えばトホホな苦労も悪くない。