日常・メモ。

そういえば、2冊ほど「スープ」関係の料理本を買ったんだった。
「スープストック東京」のレシピはまだ試していないが「ミアズブレッド」の方はにんじんスープとカボチャスープを作ってみた。
感想は、わが家の好みではないなあ、、、
にんじんスープはにんじんの臭みとりに「トマト」を使っていてこれは行正り香さんのレシピでも見かけたことがある。
初めてやってみて、わが家でいつもやっているセロリとコーンで臭みをとる、クセのある食材にコーンを使うとコーンの味しかしなくなる荒技の方が、
わが家ではあっているな、と好き嫌いの多い人間(=配偶者)に野菜をとらせようとするとこれしかないのよね、、(涙)
トマトはちょっと酸味が出るので酸っぱさにうるさいダーリンが「これはちがーう!」と騒いだ。
カボチャスープはサツマイモと干しプルーンを入れるレシピが面白いのだけど、カボチャの皮も使うので色がいまいち、
色の悪さに娘からクレームがついた。いつも皮をとってきれいな黄色に仕上げているからね。
ただ、サツマイモを入れるやり方は、味が安定していいと思った。カボチャだけだと、カボチャ自体の味で出来にばらつきがあるからなあ、、
干しプルーンを入れるのはドライフルーツ嫌いの下の子に食べさせるのにちょうどよかった。
ミアズブレッドの本はアイディアがおもしろかったので、また試すことにする。
藤井恵さんの弁当の本もよかったな、「実録!ザ・毎日のお弁当」って感じ。
藤井さんのお子さんは食が細いらしく、また、藤井さんの仕事の忙しさもあって見事なまでに「3品」弁当。
藤井さんがお仕事で提示される美しいお弁当は理想的だけど、実際食べる人間のことを考えるとそれが本当に「理想」であるかどうか、
これを考えさせるのにいい本だと思った。
しかし、藤井さんは結構勇気があるな、料理研究家としてこれは「あり?」みたいなメニューを載せてたりするからな、でも私的には好感度アップ。
上の娘の友達のお弁当にはゆで卵がどんと入っていたな、「ザ・雑弁」って感じがいいな、なんて思った。
そして「ご近所のスーパーの総菜コーナーにパートに出ている○○さんの手作り弁当」なるものもあって、
要は全品これ近所のスーパーの総菜詰め弁当で、その潔さにちょっと惚れた。娘の友達曰く「慣れている味は素晴らしい!」
なんか、いいわぁ、そういう子ども。雑っていいよねえ、、と基本的に雑な人間がしみじみするのでした。
下の娘の場合、そのお友達の弁当チェックは侮れない、よくだめ出しされて「ママは何年お弁当づくりをしているの?」と時々叱られる。とほほ。
週末も弁当づくりが続く。忙しいざんす。