雑談。

「プロ独身」という言葉は「男性」に使われても違和感はないのかな?
「プロ独身男性」、ただの「ちゅーねん」やんけー!って、どうも私は他の人と感覚が違うようだ。
それはともかく、かの記事を読んだとき、思い出したのが夏に会った叔母が「紀尾井町で服を買うような人」の表現をしたことで、
それを聞いたときはピンとこなかったが、今回、やっと腑に落ちた。
イナカモノは「紀尾井町」と言われても「どこ?」でしかないのよ、、(涙)かろうじて「大名屋敷跡」くらいは思いつくけど。
紀尾井町で服を買うような人」とは、叔母がお見合い相手を探すように頼まれている女性のことで、私と同じ年で「プロ独身女性」と呼ぶにふさわしい、
年収5〜600万くらいで、一度も結婚したことがない都内の一戸建てにご両親とともに住むひとり娘さん、である。
70代も後半を迎えたそのご両親が娘の行く末を案じて、知り合いで顔の広い叔母になんとか「いいお相手」を、と
「(私の名前)ちゃん、誰か、いい人知らない?」って、田舎に住む私にまで話を持ちかけてくるとはよほど、せっぱ詰まっているのか、
いろいろ話を聞くと、「そんな相手はいない!」と断言出来てしまったわ。
本気で結婚しようと思ってるのかどうか、
「年収は最低でも1000万円以上、離婚歴なし、背はすらっと高い人がいい、家は都内の某所に一戸建て、
私が仕事を辞めても、「和」のお稽古ごとを続けられて、毎日着物を着て生活できるような、、、云々」
「おばちゃん、そのひと、結婚する気ないわ。」と、本人の「希望」がどこまで「本気」なのか、
「大学の先生なんかいいなあ」って、西けい子の漫画かー!
叔母の知り合いには悪いが、娘の老後を案じるより、ご自分の老後をより確実に快適に過ごすためにまだ自分たちがしっかりしているうちに
いい施設を探すようにした方が、よほど建設的だと思った。
「44歳で「高望み」という言葉は知らないの?」と言うと、「紀尾井町で服を買ってるような人だからねえ、、」と、
叔母はそれですべてが片づくようだったので、なんとも。
ご両親はひたすらひとり娘さんの行く末を案じているようで、親の愛はどこまでも深い、と頭が下がるが、
私は、そのお嬢さんがたとえ一人になったところで、案外、楽しくやっていけるんじゃないのかな、と思う。
私ぐらいの年齢で、「独り者」ってわりにいるしね、そういう「仲間」がこの先もいるんじゃないかな、
70代のご両親が「幸福」と考えるものと40代の独身女性が「幸せ」と考えるものは、違うのよ、
わたしはそう思ったが、叔母はひたすら、「そんな相手が見つかるかねえ、、」と
50代くらいで奥さんと死別した人とか、お金持ちの後妻とか、さがせばいいんじゃないか、と思ったが、
「離婚歴なし」の条件には当てはまらないな。ううむ、そのお嬢さんは、やっぱり絶対結婚する気がないわ、
うっかり「あなたが言ってた条件にぴったりよ!」の相手が見つかったら困る、とこうも高いハードルをあげてる気がする。
年収1000万以上で未婚の男性、と言えば、つい最近ようやく結婚した私と同じ年の従兄弟もそうだったから、いないわけでもないか、
でもその従兄弟は結局30代半ばの女性と結婚したしな。
70すぎて、子どもの婚活って時代か、きびしーい、、、、、