わが青春の「天一」、、

天一」ラーメン「あっさり」味の記事を見て、20数年前、若かりしころ、北白川の店に行けば何も言わずに
「チャーシュー、大、こってり」が出てきた事を思い出す。
「本物」の天一のラーメン「こってり」を食べていた人間なのよ、私は、、、(何でか、遠い目)
若い娘が一人で行くのがめずらしかったんで、すっかり覚えられていたのよ。
これはほとんど「武勇伝」扱いされるが、私にとっては、「おいしいラーメンを食べて何が悪い?」と
私はいまだ、あの味をこえるラーメンに出会ったことがないわ、「ありえない」くらい、私にはおいしかった。
でも、ここ数年、あちらこちらで思い出すたびに「天一」に行ってみるんだけど、北白川の過去の味ではないんだよなあ、
「君の味覚の記憶があてにならないんだよ」とダーリンには諭されるが、違うよー、チェーンになってさらに味が変わったんだよー、
当時、京都でも先斗町の店と北白川の店は味が違ってたよー、北白川の味がベストオブベストだったよー、
天一」と「蛸虎」のたこ焼きが私の青春の味だったんだよ、しみじみ、、、
しかし、当時も今でもなぜか私のまわりの男性は「天一」が大嫌い。
学生だったころ、友達(男)が真剣に「あそこの汁は、絶対体に悪い、とくに若い女の子が食べていい種類のものじゃない」
と、「さ、「天一」にでもよって帰るか」なんてうっかり言ようものなら、顔色を変えて「あかーん、絶対、食べたらあかーん」
「あんなものを食べてたら、結婚できなくなる」「早死にする」と、なんでそこまで嫌われた?「天一
天一」つながりで、最近の私の絶賛漫画「めしばな刑事 タチバナ」を紹介しようと思ったが、
天一」愛を語るのに時間を費やしてしまった、残念。
娘が東京に出て、一度かの有名な(?)「二郎」に行ってみたいと思って、娘を「偵察」に行かせようと画策したところ、
賢明な娘は東京出身の友達に評判を聞いて、私が学生時代に「天一」に関していわれたこととほぼ同じような反響が帰ってきたようで、
「まだ行ったことない、たぶん、行かない」と、そうか、ならばますます期待がふくらむ夢の「ラーメン二郎」なのであった。
行ったら、感想を書くざんす、オシマイ。