9月ですな。

実家父の入院の日取りが決まる。
この1年ほど、入退院をくり返しているのでとくに何も感じない。
まだ兄弟が入院していることが、いつもと違うくらいか。当然、知らせていない。
こんなふうに自分が鈍感になるのもなあ、と思ったりもするんだが、
私が情緒不安定にでもなれば何も立ちゆかなくなる、自分の感覚より、段取りの方が優先されるのよねえ、、、
中年になるというのはいいような、悪いような。
私としては入院はもう少し早くなるか、と言う気もしたんだけれど、こんなものかな。
誰かが常に入院している状態に「慣れる」とは哀しいことよ。
先日、病院のさまざまなシステムの違いにようやく気がついた私だが、
やはり全体に家族の「看護者」(?)に負担がかからないようになってきているな、
不安でいっぱいの家族に無理をさせないように配慮されている気がする。
今は20年以上前に経験した母と祖母が同時入院の頃に比べれば、体力的にかなり楽だ。
しかし、それが母のように入院したものに夜もずっと付き添いたい人間には不満のようで、
かあちゃん、あなたのお年を考えてくださいよ、と言っても聞こえていない人に言ってもしかたがないし、
病院側が「完全看護ですので、夜はご家族の方はお帰りください」と言ってくれるのはありがたい。
母は床でもいいから寝転がる、と頑張る人だからなあ、私ではなだめすかせない、
なんと無力な子どもであることか!
つか、ちょっと前まで口癖は「子どもは親の言うことは聞きません」だったが
最近、「親は子どもの言うことは聞きません」になってしまった。
いやはや、私個人が無力、ってだけの話か。とほほのほ。
明日からしばらくおやすみ。